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長澤まさみ、演劇界“最高峰”をタイトドレスで受賞 綾瀬はるから“ライバル女優”をリードする存在感

長澤まさみ
5月21日、「第50回菊田一夫演劇賞」の授賞式が都内で開かれ、受賞した女優の長澤まさみが登壇。その快挙に称賛の声が寄せられている。
「長澤さんは、2024年に日本とイギリスで上演された『NODA・MAP』の第27回公演『正三角関係』に出演。同作は、ロシアの文豪・ドストエフスキーの名作『カラマーゾフの兄弟』を題材に、野田秀樹氏が演出し、花火師一家“唐松族(からまつぞく)”の3兄弟を軸に展開されるサスペンスです。
3兄弟の長男で花火師役には嵐の松本潤さん、次男で物理学者役には永山瑛太さん、三男で聖職者役には長澤さんがキャスティングされ、話題となった作品です。
長澤さんは三男役のほかに、竹中直人さん演じる唐松家の父親と長男をもてあそぶ女性、グルーシェニカの2役を担当し、みごとに演じ分けたことが評価され、受賞に至りました」(スポーツ紙記者)
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この日の授賞式に、長澤は、スリットが入ったタイトなロングドレスを身につけて登場。
「昨年『正三角関係』でほぼ半年、キャストやスタッフとともに一緒にひとつの作品をつくる機会をいただきました。演劇学校に通ってるんじゃないかと思うほど、稽古に励む毎日でした」と、当時を振り返りながら、受賞の喜びを語っていた。
Xでは、受賞を知った長澤のファンから《長澤まさみさんの受賞、本当に素敵です》《嗚呼…なんだろ…泣きそう》《まさみちゃん今日も可愛い おめでとうございま〜す》など祝福する声が寄せられている。
誰もが知る“一流女優”の長澤だが、1987年生まれで現在、37歳。綾瀬はるかを筆頭に、石原さとみ、北川景子、宮崎あおいなど、年代の近い名だたる女優たちと、2000年代から鎬を削ってきた。
そのうえで今回、長澤が「菊田一夫演劇賞」を受賞した意義について、芸能記者はこう話す。
「長澤さんが受賞した『菊田一夫演劇賞』は、演劇の発展のための一助として、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家を表彰するものです。いわば、演劇界において“最高峰の賞”。業界も注目し、演劇に携わっている者なら、誰もがほしい賞です。
舞台を中心に活躍している俳優陣が受賞することが多く、映画やドラマなど幅広く活躍している長澤さんの受賞は、偉業と言ってもいいでしょう。
現在、30代後半からアラフォーの女優陣のなかで、長澤さんは抜群の存在感を示してきました。男性はもちろん、同性である女性からの支持も高いうえに、演技派で、主役も脇役も演じられるとあって、出演依頼が絶えないと聞きます。
すでに2022年、『読売演劇大賞』の優秀女優賞も受賞していましたが、今回の受賞がさらに“追い風”になるのではないでしょうか」
また一歩、日本を代表する名女優に近づいたのかもしれないーー。