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橋本環奈 『天久鷹央』低調に“ワースト朝ドラ”“パワハラ報道”の影もCM、特番起用はなぜ続く?

『天久鷹央の推理カルテ』に主演する橋本環奈
2025年4月、同年3月に終了したNHKの連続テレビ小説『おむすび』の期間平均世帯視聴率は、13.1%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。朝ドラ史上最低視聴率が確定すると、主演の橋本環奈の「今後」に暗雲が立ち込めた。
「『おむすび』の低視聴率のすべての責任が橋本さんにあるわけではありませんが、朝ドラ放送中の2024年10月に『週刊文春』が橋本さんのパワハラ疑惑を報じた影響はあったと思われます。
記事によれば、橋本さんは日常的にマネージャーを罵倒するなどし、計8人が辞めたとのことでした。所属事務所は記事を否定しましたが、イメージダウンから視聴率の低迷につながったことは否定できません」(芸能担当記者)
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2022年から3年連続でNHK紅白歌合戦の司会をつとめ、2024年には14社のCMに出演、主演舞台となった『千と千尋の神隠し』のイギリス・ロンドン公演も成功するなど芸能活動は「盤石」とも思われていた橋本の“つまずき”。その心配は、朝ドラ終了直後の4月から放送開始した『天久鷹央の推理カルテ』(テレビ朝日系)にも及んでいる。
主演の橋本は超人的な頭脳と医学知識を駆使し、難解な病気はもちろん、殺人事件まで解決してしまう「現代版シャーロックホ―ムズ」、天才ドクターの天久鷹央(あめくたかお)を演じている。
「原作はシリーズ累計360万部を売り上げ、テレビアニメ化もされた同名小説。視聴者からの期待も大きかったのですが、5月20日放送の第5話の平均視聴率は世帯視聴率が5.6%、個人3.0%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と低迷しているんです。
2023年に橋本さんが主演を務めたドラマ『トクメイ! 警視庁特別会計係』(カンテレ制作、フジテレビ系)の全話の平均世帯視聴率は5.1%で、“爆死”とも言われました。この数字さえ、『天久鷹央』は更新してしまいかねません。
橋本さんはコアなファンが多いことで知られていて、ドラマの視聴率が伸びず『低視聴率女王』などと陰口を言われながらもCM出演は多く、ドラマ出演も途切れません」(芸能担当記者)
主演ドラマの低調に不安が広がるなか、橋本はまたしても大役を果たした。5月27日放送の『速報!歌の大辞テン!!』(日本テレビ系)で、フリーアナウンサーの藤井貴彦とともにMCを務めたのである。なぜこれほど重用されるのか。ドラマ制作に詳しい芸能ライターはこう語る。
「若手俳優でも、彼女は『橋本環奈』というアイコンとしてお茶の間に浸透しています。『1000年に一人のアイドル』として話題になり、地元の福岡から上京してドラマや映画で活躍し始めてもう10年です。しかも出演作では、ほぼすべてが主演かヒロイン。若手女優としてこれだけ長く一線で活躍しているのは橋本さんくらいでしょう。お酒好きキャラなど、親しみやすい一面も披露あり、老若男女に認知されています。
ただ、認知度などの彼女の“武器”もCMという瞬間芸なら効果はありますが、ドラマの視聴率にはつながりにくいのかもしれません」
9月には主演ホラー映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』が公開される。「大ヒット御礼」となるか……。