
2017年、家賃120万円の自宅高級マンション付近で目撃したヒカキン
5月27日、東京都江戸川区東葛西にて、ガス爆発事故が発生した。10人が軽いけがをしており、爆風により、周辺の40棟近い建物に被害が出ているという。警視庁によると、新築住宅の工事中、地中に埋まっていたボンベに傷がついてガスが漏れ、引火したとみられるという。
偶然居合わせた人や、建物に被害を受けたという人からの報告がSNSで相次ぐなか、意外な人物がXを更新。登録者数1000万人超えの人気YouTuber・HIKAKINが、知人宅が被害を受けたとして、急遽掃除を手伝ったことをXに投稿した。
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《葛西のガス爆発事故、知り合いの家直撃で掃除の手伝い来たら家中ブチ壊れてて絶望。ガラス全部割れて、家中のドア全て吹き飛んで外れて、エアコン吹き飛んで壊れて、壁は亀裂入ってました…被害に遭われた皆さまに一日も早く穏やかな日常が戻りますように》
投稿された動画を見ると、窓横の床には細かく割れた窓ガラスとみられるガラス片が大量に散乱していた。HIKAKINは怪我防止のためクロックスを履き、「生きてると何があるかわからんね。何でも屋、ヒカちゃん頑張ります!」と話しながら、ゴム手袋でガラス片を紙袋に入れ続けた。
だが、ツッコミが続出したのは、HIKAKINの“軽すぎる装備”だった。一般に、ガラス片はゴム手袋も簡単に貫通して手を傷つけるため、触れる際は軍手や防刃手袋などをつけたり、なるべくほうきやちりとり、トングを使ったりすることが推奨されている。実際、HIKAKINは投稿のなかで《僕はこのあとガラスが手袋を突き破ってきて手を切りました。。。》と報告。Xでは、「子供が真似したら危ない」と注意喚起する人々が続出している。
《ゴム手使うとか作業したことないんだろうな 普通はライトグリップとかの作業手袋や、これだけ散らかっていたらチリトリでスコップみたいにかき集めてバケツとかに一旦捨てる考えが及ばないんだろうな》
《ガラスをゴム手袋で処分するのは本当に危険 どう考えてもほうきで集めた方が良い この動画は子どもが勘違いしない為にも上げ直した方が良い》
《HIKAKINって子供向けYouTuberのイメージだったけどゴム手袋でガラス片拾う動画さすがに不味くない?子供が真似したら危ないだろ》
事故の被害状況を伝えたい一心だったのかもしれないが……。影響力の大きい発信者としては、相応の配慮が求められるところだ。