
銀髪サラサラヘアーの中島健人
フジテレビが音楽の祭典『2025 FNS歌謡祭 夏』を放送することを発表。放送日は7月2日。嵐の相葉雅紀が司会を務め、約4時間半の生放送となる予定だ。同時に出演アーティストの第1弾発表があり、その内容が話題を呼んでいる。
「『FNS歌謡祭』は1974年にスタートし、2012年からは夏と冬の年2回放送。2016年からは春に放送されることもありましたが、中居正広氏の性加害トラブルによりほぼすべてのスポンサーが引き上げたため継続は不可能と判断し、今春は放送されませんでした」(テレビ局関係者)
つまり2025年の開催は、夏の生放送が初めてとなる。今年4月にメジャーデビューしたガールズグループ・HANAや、7月にデビューを控えテレビ初歌唱となるCLASS SEVENなど豪華アーティストが集まる中、一際注目を集めたのが『timelesz』と『中島健人』だ。
「中島さんは、timeleszの前身『Sexy Zone』のデビュー当時からのメンバーで、2024年にグループを卒業しています。同グループは、2024年4月に残った3人のメンバーで『timelesz』と改名し再始動。さらに同年、10カ月に及ぶ前代未聞のオーディション番組『timelesz project』がNetflixで放送され、そこで2025年2月に新メンバー5人が決定。8人になって初めてのFNS歌謡祭の出演となります」(前出・テレビ局関係者)
卒業した中島と、新メンバーが加わった新生timeleszのコラボに喜びの声が上がるが、一部のファンにとっては“禁断の共演”のようだ。
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《どんな気持ちで見れば良いの?わからないよ...わからない》
《共演するのをエモがる感覚が理解できない》
芸能プロ関係者は、こうした反発が生じる背景について「Sexy Zone時代の確執にある」と振り返る。
「『Sexy Zone』時代、中島さんと菊池風磨さんの不仲説が度々浮上していました。さらに、中島さんの卒業が発表された際、菊池さんはFAMILYCLUBのブログ内で『中島健人が脱退することになりました』と、“脱退”という表現を使ったんです。“卒業”より強い言葉をあえて使ったことで、一部のファンの間では、菊地さんが中島さんの卒業を認めていないのではないかという憶測が広がりました。
菊池さんはその後、グループのラジオ番組『Sexy ZoneのQrzone』で『そのぐらいスパッと“脱退”って言ったほうが、振り返らずに、後ろ髪引かれずに突っ走れるっていう僕なりのエール』と釈明しましたが、ファンにとってはヒヤヒヤさせる出来事だったのは間違いないでしょう」
さらにファンが気になるのは、“新生timelesz”になって飛躍したグループとの“格差”だ。
「オーディションの話題性は凄まじく、約55万人だったファンクラブ会員数も80万人を超えました。プロジェクトは成功したと言えるでしょう。
一方で、ソロで活動を続ける中島さんは、5月に新曲を発表するなど活躍は続けていますが、timeleszの爆発力と比べるとパッとしない印象です。事務所も変わらず“アイドル”であり続ける中島さん。なぜグループを続けるのはダメだったのかという疑問が再び突きつけられるのではないでしょうか。ファンが複雑な心境になるのも無理はありませんね」(前出・芸能プロ関係者)
ソロであっても“古巣”に負けないパフォーマンスを期待したい。