2月21日放送の『たまむすび』(TBSラジオ系)にて、お笑い芸人の博多華丸・大吉の大吉が、相方の “ホークス愛” について語っていた。
福岡県を代表する芸人の華丸・大吉。特に華丸は、博多を本拠地とするソフトバンクホークスの大ファンとして知られている。
「ホークスがまだ弱い頃からうちの相方は応援してて。他の方ももちろん、たくさん応援してらっしゃいましたけど」
もともとは南海ホークスだったチームが、ダイエーホークス、ソフトバンクホークスとなっていったのだが、パ・リーグの強豪チームとなっていったのはダイエー時代だった。
「そのうち、ダイエーが強くなって。日本一になりかける……。その前に、リーグ優勝になりかけると、マジックがつきだすじゃないですか。
そうなると、『あれ? いままでホークス好きじゃなかったよね?』みたいな著名人たちが、スポーツ新聞の取材っていう名を借りて、どんどん、どんどん球場に集合し始めたんですよ」
ファンでもない人たちがいっちょ噛みすることを、華丸はよく思っていなかったとか。
「それがお仕事なのかもしれないし、もともとは好きで今まで機会がなくて来れなかっただけかもしれないですけど。そのとき、華丸さんがポツリとね、『おれはああいうのが一番好かん。許せん』と(笑)。
また、そういう人たちって、画作りのためだと思うんだけど客席で(試合を)見たがるんだって。たぶん、スポーツ新聞社でのチケットなんでしょうけど。
傍から見たら、『いままで応援してきて、ようやくホークスが優勝目前で本当に生で観たい』って人の席が、そういう人で潰されるのを見て『もう、わしゃ好かん!』と」
華丸は、2013年に、パネリストが詳しいと自称するジャンルでクイズが出題される番組『バベルの塔』(テレビ朝日系)にて、「福岡ホークス賢者」として出演。非常にマニアックな問題を、見事全問正解したこともある。
それだけの知識と、球場にも通う情熱をあわせ持っているからこそ、いっちょ噛みの有名人を許せないのだろう。