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松嶋菜々子、『あんぱん』“怪母” 役に “沼落ち” 視聴者続出…朝ドラ『ひまわり』ヒロインから約30年で培った演技力

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記事投稿日:2025.06.08 14:00 最終更新日:2025.06.08 15:33
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
松嶋菜々子、『あんぱん』“怪母” 役に “沼落ち” 視聴者続出…朝ドラ『ひまわり』ヒロインから約30年で培った演技力

松嶋菜々子

 

 松嶋菜々子の評価が “爆上がり” しているようだ。

 

 現在放送中のNHK連続テレビ小説あんぱん』で、北村匠海演じる柳井嵩の実母・登美子を演じる松嶋。その “怪母” ぶりが話題沸騰だ。

 

「同作は『アンパンマン』を生んだ漫画家・やなせたかしさん夫妻がモデル。嵩と、妻・のぶ(今田美桜)の半生を描きます。松嶋さんが演じる登美子は、少年時代から嵩を振り回す “毒親”。夫の死後、叔父・寛(竹野内豊)宅に身を寄せるも、突如、別の男と再婚するため息子を置いて家を出てしまうのです」(ドラマライター)

 

 

 まだ “貞淑さ” が重んじられた時代、男を作って家を飛び出す行動にはブーイングが集まったが、その後、登美子は物語に何度も再登場。再婚相手とはすぐに離婚し、再び寛の家へ。叔母・千代子(戸田菜穂)と衝突しながらも、嵩の高校受験をともに応援するなど、強烈な印象を残す。

 

 そして6日放送の第50話で、物語が大きく動いた。

 

「ついに嵩に赤紙が届き、出征が決定。町の人々が『万歳!』と声を張り上げ、嵩を戦場へ送り出そうとするなか、登美子が現れ、『生きて帰ってきなさい!』『 死んだらダメよ、生きるのよ!』と叫んだのです」(同)

 

“神出鬼没” で現れて嵩の人生を大きく揺さぶっていく登美子。その “いびつな愛情” を、ごく自然に演じる松嶋に、Xでも絶賛の声が続出している。

 

《強烈キャラだけど、毎回ストーリーの折り返しの所でキーパーソンとなるね》

 

《あんぱん松嶋菜々子めっちゃ泣かしてくる》

 

《「あんぱん」での松嶋菜々子、登美子の一挙手一投足に目が離せない。悪女なのに魅力的って、どういうこと?》

 

 と、ヒロイン・のぶ以上の底知れぬ存在感に “沼落ち” する視聴者が続出しているのだ。

 

「展開的に落ち着きそうなところに、うまいタイミングで登場し、ひと波乱起こして去っていくので、いいスパイスとなっています。その “突発性” と “爆発力” が視聴者をとらえて離さないのでしょう。嫌われ役をやっても、美しさと危うさを同居させる演技ができる稀有な女優です」(芸能記者)

 

 松嶋といえば、1999年の『魔女の条件』(TBS系)や2000年の『やまとなでしこ』(フジテレビ系)などクセのある役を演じれば天下一品。ただ、そんな松嶋も、約30年前は今田美桜と同じ “朝ドラヒロイン” だった。

 

「1996年、2011人が参加した熾烈なオーディションをくぐりぬけて『ひまわり』の主演に抜擢。本作がドラマ初主演作となりました。あれから30年近く経って再び朝ドラに登場し、今度は “怪母” で脚光を浴びている。役者としての引き出しの多さと、進化し続けるその演技力に脱帽です」(同)

 

 強烈なインパクトを持つ登美子から目が離せないーー。

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