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宮野真守、川口春奈ら所属の事務所に移籍 子役時代の“挫折”を経てついに念願の“俳優”業へ第一歩

研音への所属を発表した宮野真守(写真・共同通信)
6月9日、声優の宮野真守が大手俳優事務所・研音に所属することがわかった。事務所の公式サイトで報告されたが、その移籍にファンはざわついている。
「宮野さんの芸能活動は7歳のころから。2001年、海外ドラマ『私はケイトリン』(NHK教育)の吹き替えで声優デビューをしています。6月8日には、これまで所属していた劇団ひまわりを、契約満了により退団することを発表していたばかりでした」(芸能プロ関係者)
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退団発表の翌日、移籍先を報告した宮野。研音の公式サイトには《劇団ひまわりでは、文字通り右も左もわからない子供の頃から、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。拙いながらも前を向いて歩んでこられたのは、自分に関わってくださった全ての方々のお支えがあったからだと強く思っています》と、長きにわたり在籍した前事務所への感謝をつづった。さらに
《これからは、また新たな一歩を踏み出します。このご縁を大切にしながら、感謝の気持ちを忘れず、そして宮野真守の可能性を自分自身が信じて、声優や俳優、アーティストと、ひとつひとつの活動に誠実に向き合っていきたいと思います》
と、今後の活動への意気込みを語った。大手俳優事務所への移籍に、ファンからは応援の言葉が届くと同時に、驚く声もある。実際、X上には、
《研音ってことは今後は俳優業に力を入れてく感じなのかな?》
《最近より顔出しの方が多かった印象ある》
《元々は俳優志望だったもんね》
などのコメントが。新たな事務所には、所属メンバーとして唐沢寿明、川口春奈、福士蒼汰など、錚々たる俳優陣の名が並ぶ。前出・芸能プロ関係者は、宮野が声優としてデビューした背景には、俳優業での挫折があったと、当時の状況を振り返る。
「2023年に放送された『バズリズム02』(NHK)に出演した際、宮野さんは『7歳のころから子役をやってたんで、“役者がやりたい”という思いはあって、根本には』と、俳優への志があることを語っていました。しかし、子役として鳴かず飛ばずの時期が続き、劣等感を抱えるようになったとき、当時のマネージャーが持ちかけた声優のオーディションの話がきっかけで、その道が開けたといいます」
挫折からの出発だった声優の道だが、この分野で、まさに超一流として活躍を見せてきた。だが、夢はあきらめきれなかったということだろう。
「2003年にはミュージカル『テニスの王子様 Remarkable 1st Match 不動峰』に出演しています。2008年からは歌手としても活動を始め、自らのライブツアーを開催するなど、その“表現“の幅はかなり広いものを持っています。飾らないキャラクターも相まって、バラエティ番組などにも出演していますから、今後も十分に活躍できるでしょう」
宮野のマルチな才能がまだまだ開花する兆しだ。