
JO1・鶴房汐恩(写真・共同通信)
「このたびは、私の軽率で非常に未熟な行為によって、多大なるご迷惑とご心配をおかけして心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ございません」
6月17日、11人組ボーイズグループ「JO1」の鶴房汐恩が、公式サイトで謝罪動画を投稿した。オンラインカジノで賭博をしていたことが発覚し、ファンから厳しい目が注がれている。
鶴房は、5月31日に公式サイトで過去にオンラインカジノを利用したことが報告されていた。
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「事務所は、鶴房さんに対して10日間の活動自粛処分を下し、6月10日から活動を再開。しかし、復帰から6日後の16日、警視庁保安課が、鶴房さんを単純賭博の疑いで書類送検したことが報じられたのです。
複数のスポーツ紙によれば、鶴房さんは2023年から2024年ごろ、海外のオンラインカジノで総額1500万円を賭け、約710万円の損失を出したと伝えられています」(スポーツ紙記者)
書類送検翌日の17日、鶴房は公式サイトに5分55秒の謝罪動画を投稿。黒色のスーツにネクタイをつけ、報道内容について、「おおむね事実です。違法性を正しく理解しておらず、オンラインカジノに関与していたこと、非常に浅はかで無責任だったと痛感しております」と、反省の弁を述べた。
今後に関しては、「今回の過ちを真正面から受け止めて深く反省し、これからの行動で責任を果たすべきだと思っています」とコメント。芸能活動に意欲を見せた鶴房だが、Xでは
《JO1鶴房、、、甘い制裁だな。脱退してくれないかな》
《本当にJO1のことを大切に思っているなら自ら脱退するべきでしょ》
《脱退しなかったら許さない。絶対脱退しろ》
など、脱退を要求するファンの厳しい声があがっている。
JO1は2020年にデビューし、2022年の「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たす。2024年まで3年連続紅白出場を成し遂げ、知名度を広げてきた。グループ活動が軌道に乗るなか、今回の不祥事は打撃になりそうだ。
「JO1のファンクラブに入り、ライブに足を運んでいたファンにとって、メンバーが1500万もの大金をオンラインカジノにつぎ込んでいたのはショックだったことでしょう。
ある種、自分たちがグループのために使ったお金が賭け事に使われていたような印象を抱いた人もいたのだと思われます。10日間の自粛処分を甘いと見る向きもあるようです」(前出・芸能記者)
鶴房は「謝罪動画」のなかで、スーツにネクタイをつけ、神妙な表情を浮かべていた。ただ、彼が謝罪する姿を見せるのは、初めてではない。
「謹慎が明けた6月10日、ファンクラブサイトに一連の騒動について謝罪する動画を投稿しました。しかし、見る人が限られるところでの謝罪だったことや、動画内でネクタイをせず、スーツのボタンが開いていることを指摘する声が続出。誠意が感じられないと受け取る人もいたようです」(前出・芸能記者)
グループ名の「JO1」には、「一緒に夢を目指した練習生たちが1つになって世界の頂点を目指していく」という意味が込められている。メンバーの不祥事が波紋を呼ぶなか、11人は “ナンバーワン” を勝ち取れるか──。