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TOKIO解散も「恩は一生忘れない」福島・震災復興の旗印として尽力 福島県民から感謝の声続々、“高すぎた好感度”が仇に

左から国分太一、城島茂、松岡昌宏
TOKIO解散の衝撃はいまだにおさまらないようだ。2020年に成立した城島茂、松岡昌宏、国分太一を“社員”とする「株式会社TOKIO」は閉業し、完全にグループとしての活動に幕を下ろす形となった。
1998年、『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)がゴールデン帯で開始して以来、約30年。日曜19時の枠を長年預かる顔として活躍してきた彼らには、もう1つ外せない“顔”があった。
「TOKIOは福島復興のシンボル的存在として長年、多くの県民から支持されてきました。2011年の東日本大震災による原発事故で、スタート以来開墾してきた『DASH村』が存在する福島・浪江町が帰還困難区域に指定されたことからキャスト・スタッフは避難を余儀なくされました。
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それでもTOKIOは、DASH村で培った技術を生かすべく『出張DASH村』という企画を立ち上げて各地を訪問。また『DASH村』で育てた苗で毎年田植えをおこなうなど、福島への思いを忘れたことはありませんでした」(芸能ジャーナリスト)
2012年からは福島県の農林水産物PRキャンペーン『ふくしまプライド。』のキャラクターに選出され、2025年版の新作CMも制作中だったが、それも消えてしまった。
それでも県民は、彼らが果たした功績に感謝しているようだ。X上には
《福島県民としてTOKIOへの恩は一生忘れない 今までありがとうございました》
《TOKIOがいなかったらずっと福島の復興は遅れていたかもしれない。 解散は残念だけど、これからも応援してます》
《TOKIO解散しようが、DASH村の面々が福島に対してずっと行ってきた活動には感謝しきれないし絶対に忘れません》
といったコメントが続々寄せられている。
「実際、福島の復興において、彼らの影響力は無視できないほど大きかったでしょうね。今でも続く風評被害を少しでも和らげるために、彼らは率先して福島の農産物を手に取り、発信し続けていました。少なくとも、福島にとっては単なるアイドルグループという枠を超えた存在だったと思います。
しかし、だからこそこの短期間で解散まで決まったとも言えるでしょうね。国分さんのおこなったことは、いち芸能人の不始末に留まらず、TOKIOの活動全体に泥を塗るようなものだったということでしょう。高すぎた好感度が仇になったとも言えます。国分さんが福島のことを忘れずに、TOKIOという形でなくてもいつか関わってくれるとうれしいですね」(芸能ジャーナリスト)
TOKIOへのあふれる感謝。その声は今、国分太一の耳に届いているだろうか。
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