
7月5日におこなわれた「第11回プラチナエイジ授賞式」の模様が7日、「日テレNEWS NNN」などで報道された。注目を集めたのは、70歳となった片岡鶴太郎の“白髪ロン毛”姿。流れるような白銀の長髪をなびかせ、まるで“仙人”のような風貌に生まれ変わっていたのだ。
「“生き方が輝いている60歳以上の方々”を表彰するということで、鶴太郎さんは『ファッション部門』を受賞しました。思い切りファッションにこだわってきたと話し、『200年前のベートーベンのお父さん』のファッションだとしています」(芸能記者)
7月8日までには、Instagramも更新。こちらには、素肌の上に迷彩柄のジャケットを羽織り、鋭い目でカメラを見つめるショットが。だが、髪は授賞式のときほど長くはなかった。よく見ると、授賞式の白髪ロン毛とは、髪の生え際がぜんぜん違うのだった。
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「授賞式ではファッションにこだわった結果、ウィッグかエクステンションで髪型を変えたんでしょう。『200年前のベートーベンの父』をイメージしたコスプレといえるかもしれません。全身を白とグレーで統一して、トータルでこだわったんでしょう」(スタイリスト)
1980年代には、小太りな体型と“油ギッシュ”と呼ばれた顔を武器に、ものまね、面白ダンスや下ネタ芸で『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)などでブレイク。当時は“抱かれたくないタレント”で1位になるなど、いわゆる元祖“キモキャラ”だった。
「そこから、お笑いと徐々に距離を置き、歌唱力を活かして歌手、MCとして『鶴ちゃんのプッツン5』(日本テレビ系)などで活躍。1980年代後半にはボクシングに目覚め、プロライセンスを取得しました。このころから俳優に軸足を移し、映画『異人たちとの夏』での演技が評価され、さまざまな作品に出演していました。
1990年代には横溝正史シリーズのドラマで、金田一耕助役を9作品で務めるなど、演技派の俳優に変貌しました。さらに画家としても活動。2012年からはヨガに傾倒するなど、まさに多彩な活動を続けています」(前出・芸能記者)
《片岡鶴太郎がガンダルフみたいになっとる》
《見る度に仙人度が増してるなあ片岡鶴太郎氏》
《ガチで片岡鶴太郎みたいな老人になりてぇ》
57歳から始めたヨガは、体をほぐすだけで1時間半をかけるという。
「今回の受賞理由では、そんな多彩な才能と、歳を重ねるほどにかっこよくなるということを体現していること、ファッションが自分を表現するアートであり、哲学が映し出されていること、などが評価されました」(前出・記者)
年を経るごとに変化していくさまは、まさに“リアル仙人”だ。