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片岡鶴太郎は優秀なスカウトマンだった!山田邦子、松村邦洋、レッツゴーよしまさを “発掘” した目利き

エンタメ・アイドル 投稿日:2023.08.21 11:00FLASH編集部

片岡鶴太郎は優秀なスカウトマンだった!山田邦子、松村邦洋、レッツゴーよしまさを “発掘” した目利き

 

 8月17日放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)に、片岡鶴太郎さんと、素の志村けんさんのモノマネがそっくりなことで注目を集めているレッツゴーよしまささんがゲスト出演していました。

 

 よしまささんがプロのモノマネ芸人になったのは、わずか1年数カ月前。芸能界に入るきっかけとなったのが鶴太郎さんなのです。同番組で鶴太郎さんは、よしまささんとの出会いについてこう語っていました。

 

鶴太郎「去年の4月に渋谷で展覧会をやってて、我々のモノマネ仲間の、なかじままりちゃんが『友達を連れていきます』って(よしまささんを)連れて来たの」

 

 

 鶴太郎さんがよしまささんのモノマネレパートリーを聞くと、志村けんさんや加藤茶さんでした。レパートリーがすでにやりつくされたモノマネだったこともあり、最初はあまり興味を示しませんでした。しかし、後に送られてきたモノマネ動画を見たとき、衝撃が走ったと言います。

 

鶴太郎「動画を見たらば誇張しない志村さんのモノマネをやっているわけですよ! ビックリして……『これはモノマネの革命だ!』と思って」

 

 そこで、鶴太郎さんは事務所のマネージャーをやっている弟さんによしまささんを紹介したのです。

 

 実は鶴太郎さんは、ほかにも芸能界入りさせたモノマネ芸人がいます。それは松村邦洋さんです。筆者は以前、松村さんに芸能界入りしたきっかけについてお話を伺っています。

 

松村「僕が福岡のテレビ局でカメラアシスタントのアルバイトをやっていたとき、鶴太郎さんがその局にいらっしゃったんです。僕が鶴太郎さんのところにあいさつに行ったら、僕が出た素人モノマネ番組を鶴太郎さんが見てくれてて。『おまえテレビで見たことあるぞ』って向こうから声をかけてくれたんです。

 

 そこで、たけしさんの声で『どうもビートたけしです。鶴太郎バカ野郎!』って言ったら、『いや~似てるよ』って言ってくれて。さすがに『動悸、息切れにキューちゃん(救心)』とは言わなかったです(笑)」

 

 その後、松村さんは『オレたちひょうきん族』(フジテレビ系)の収録の見学に行き、鶴太郎さんの楽屋にあいさつに行ってお話ししたそうです。

 

松村「『おまえモノマネが上手いよ。しっかり勉強したら大丈夫だから、この世界に入ってみるか』って。それで事務所を紹介していただきました。だから、鶴太郎さんのおかげですね」

 

 松村さんは、芸能界入りしてからも鶴太郎さんにお世話になりました。

 

「鶴太郎さんの深夜番組にも呼んでいただいて。僕がなんかやると鶴太郎さんが笑うんですよ。そうすると周りも笑うような空気になるんです。僕は気が小さくて委縮するタイプなんですけど、おかげでのびのびしゃべれました。ホント、恩人ですね」

 

 山田邦子さんを誘ったのも鶴太郎さんです。素人番組を荒らしまくっている面白い子がいると知って、渋谷で会って、事務所に誘ったのです。

 

 目利きの鶴太郎さんは、スカウトマンとしても一流だったんですね。

インタビューマン山下

1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。

( SmartFLASH )

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