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ロッチ中岡、またも『イッテQ』で骨折…日テレの“事故歴”に批判集中、近年の報道数は突出

7月7日、バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の公式サイトで、お笑いコンビ・ロッチの中岡創一が、ロケ中に負傷したことが報告された。
「日テレの報告によると、中岡さんは7月4日、ロケをベトナムでおこなっている最中に、モーターボートを使用しお尻を強打したそうです。すぐにロケを中止し、病院で診察を受けたところ、第2腰椎圧迫骨折の疑いと診断され、全治には数カ月かかるといいます」(芸能記者)
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中岡が同番組で怪我をしたのは、これが初めてではなかった。2022年にも、同番組の鹿児島ロケの最中に、右足関節外踝(くるぶし)を骨折し、全治2カ月の怪我を負っている。同番組では中岡だけでなく、2019年に元ANZEN漫才のみやぞんが足首骨折、フォーリンラブのバービーが右足アキレス腱を断裂した。
芸人たちの体当たりロケが人気を集めているとはいえ、視聴者が楽しめるのは出演者たちの安全が確保されていればこそだろう。Xでは、中岡への心配の声とともに、日テレの“事故体質”への批判が高まっている。
《またかというかやっぱり何も反省してない日テレであった。尤も芸人魂だろうが怪我したら台無しだからな。》
《また日テレだし、中岡さんにまた大怪我させてるの?くるぶし骨折とかあったよね》
《芸人に怪我の可能性がある無謀なロケとか、高所恐怖症の人にバンジーとかいい加減やめたほうが良いと思うよ。たいして面白くないし》
過去10年をさかのぼると、日テレのバラエティ番組で起きた「骨折事故」は他にも、2015年3月に出川哲朗が『謎解きバトルTORE!』で、2019年11月に佐野史郎が『ガキの使いやあらへんで!!年末スペシャル』で、2021年3月にライセンス・藤原一裕が『ガキの使いやあらへんで!』で、2022年2月にゆうちゃみが『サバイバル水鉄砲!一撃』でそれぞれ骨折した。
他局を見ると、フジテレビでは2024年に『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』でタイムマシーン3号・山本浩司が骨折したことが報告されている。TBSでは2022年に松本伊代が『オオカミ少年』で腰椎圧迫骨折している。だが、やはり日テレの事故件数がぶっちぎりの様子だ。
「日テレの事故歴のなかでも、やはり『イッテQ!』が群を抜いています。徹底しておもしろさを追求し、攻めたロケを続ける姿勢が高視聴率にもつながっているのでしょうが、怪我をしてしまっては元も子もない。いい形で番組を続けていくためにも、再発防止策を練ることが急務になってくるのでは」(芸能記者)
国分太一のコンプライアンス違反で揺れる日テレに、さらなる難題が降りかかっている。