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中居正広、第三者委員会にまたも “反撃”…終わらぬ「論争」にSNSで冷めた声

女性とのトラブルが報じられた中居正広
フジテレビ元女性社員との性加害トラブルが取り沙汰された中居正広。第一報の2024年末から姿を見せずにいるが、現在も騒動はまったく収まっていない。
7月14日、中居の代理人弁護士が、第三者委員会が公表した調査報告書における同委員会の不手際について声明を発表した。中居氏が同委員会に物申すのは今回が初めてではなく、双方の主張は泥沼化してきている。
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「2023年6月、中居氏と元フジテレビ女性社員との間に起きたトラブルについて、2025年3月、フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスが設けた第三者委員会が、この騒動に関する調査報告書を発表するに至りました。そのなかで、中居氏の行為は『性暴力だった』と認定されています。
2025年1月に芸能界を引退していた中居さんは、当初、この声明に対して無言を貫いていたのですが……。
反論が始まったのは、2025年5月。中居さんの代理人弁護士が、『一般的に想起される暴力的、または強制的な性的行為は確認されなかった』と主張しました。この異議について、第三者員会は『事実認定は適切』と回答しています。
その後、中居氏側が再度資料の開示と釈明を要求するも、第三者委員会は女性への二次被害の危険性が及ぶ可能性があるとして、『今後の貴職らとのやりとりを差し控えさせていただくことといたします』と明言しました」(スポーツ紙記者)
これにて決着かと思われたものの、中居側の “反撃” は7月になってさらに続いた。前出の記者が続ける。
「7月5日、中居氏の代理人弁護士は、調査報告書のデータファイルのタグに、本件と関係のない法律事務所の略称が記録されていることを根拠に、情報漏洩の可能性を指摘したのです。
第三者委員会は『ドラフト作業の際に以前協働した弁護士事務所の名称が残ってしまった』と7日に経緯を説明し、情報漏洩を否定。
これに対し、14日、中居氏側が《他案件のファイルを流用する行為は、他案件の守秘義務のある情報を誤って流出しかねない重大な問題行為》《本件は情報管理を徹底しなければならない第三者委員会の杜撰さが発端》などと主張しました。
度重なる中居さん側の反論ですが、現在、当初の性暴力認定についての抗議から、かなり離れた話題での指摘になっている様子です」
実際、X上には《中居正広が主張したいのは「性暴力」の否定 だんだん遠くなってる》《中居正広本人が、記者会見をすれば、全部明らかになるだろう》などと冷めた声も多くあがっている。
「フジテレビは6月末に開催された株主総会や、7月6日に放送された検証番組で、世間に対し、“新生フジテレビ” をアピールしました。また、検証番組に先立って、元幹部の港浩一氏や大多亮氏らに対して、法的責任を追及するため、提訴する方針を発表しています。
こうしたなか、一部では『中居さんに対してもフジテレビは損害賠償請求を起こすのでは』と囁かれていますから、中居さんにも焦りや苛立ちがあるのでしょう。
とはいえ、いまだに中居さん自身から具体的な説明はありません。会見もせず、代理人弁護士の言葉で延々と反論が続く状況に、違和感を覚える人もいたということでしょう」(芸能記者)
この問題が最初に報じられてから、すでに半年以上が経つ。収束する日は来るのだろうか――。