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『ダウンタウンDX』終了から1カ月 見取り図の後継番組に視聴者から不満続出…最終回への“モヤモヤ”も

7月17日、見取り図の冠番組『見取り図の間取り図ミステリー』(日本テレビ系)が放送されたのだが、思わぬ不評を買っているようだ。
「同番組は7月10日からスタートした番組です。それまでは『ダウンタウンDX』(同系)がオンエアされてきた伝統の枠ですが、32年ぶりに刷新されました。突然のリニューアルに視聴者も戸惑っていることと思いますが、それに輪をかけて、番組自体の内容に対する不満の声が多いのです」(芸能ジャーナリスト)
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X上を見てみると、確かに物足りなさを訴える声が続々。
《ダウンタウンDX終わってから始まった番組めっちゃつまらない》
《ワンクールで終わりそう》
《ダウンタウンDXの後番組、これ続くんだろか。 なんとなくパンチ力が》
など、前の番組との面白さと比べてしまうユーザーが多いようだ。放送作家はこう語る。
「この番組は、一風変わった“間取り図”を入り口とした、お宅訪問バラエティです。人の家を見たいという視聴者は一定数いるため需要はあるのでしょうが、そのうちネタの精度も低くなっていくことでしょう。
時折挟まれるスタジオパートでは、間取り図をヒントに、どんな工夫が凝らされているのかというミステリークイズが出題されますが、見取り図による2人の進行も特に際立った特徴もなく、ゆったりと進んでいます。『DX』に懐かしさを覚えるのもごく当然のことでしょう」
それに加えて視聴者の『DX』への未練は、あの“終わり方”にあるという。
「6月26日に迎えた最終回では、ダウンタウンの2人が最後まで一切出ることなく、ゆかりのゲストがドライブしながら思い出を語り合って終了。前代未聞の事態にネットが騒然としたのは記憶に新しいところです。いずれにしても最終回から1カ月経っても、多くの人のなかではまだ『DX』が完結していないのかもしれません」
X上でも、その点を気にする声が続出。
《あんな終わり方したから実感がない》
《約1ヶ月前のダウンタウンDX最終回、今思っても不完全燃焼過ぎる》
《そろそろダウンタウンDXの時間やなって浮かんだけど、そうやん最終回迎えたっけ》
と、踏ん切りをつけられずにいる視聴者が多いようだ。これについて先の放送作家が解説する。
「正直、ダウンタウンの存在感があまりに大きすぎた、ということなのでしょう。あれだけ長く愛されてきた番組の後のプログラムは、番組内容もMCの力量も、かなりのレベルが求められます。そのなかで見取り図が、32年続いた番組の枠の司会として務まるのか疑問ですが、ここから新番組をどう盛り上げていくのか腕の見せどころです」
果たして新番組は何年続くのやら。