
松本まりか
7月18日に放送が始まった新ドラマ『奪い愛、真夏』(テレビ朝日系)で、松本まりかが演じる主人公の高校時代のセーラー服姿に注目が集まっている。
「脚本を手がけているのは、『奪い愛、冬』(2017年)から、いわゆる “ドロキュン” シリーズ全作を担当してきた元放送作家・鈴木おさむ氏。作家引退を前に、制作陣と交わした『続編を作る』という約束を果たすべく、今回に限り筆を執った意欲作です」(芸能ジャーナリスト)
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物語は松本演じる海野真夏(うみの・まなつ)が、安田顕演じる元カレにそっくりな既婚男性・空知時夢(そらち・たいむ)との禁断の愛に溺れていくという内容。松本は出演するにあたり、「『とにかく面白いっ!!なんでかわからないけど目が離せない!!』と毎話思ってもらえるような作品にしたいと思っています」と意気込みを語っていた。
そんななか、ドラマの公式Instagramで、真夏の高校時代を描いたセーラー服姿のオフショットが公開された。現在40歳とは思えない松本のビジュアルに対し、インスタやX上などのコメントでは、
《これ、激ヤバ案件では!!松本まりか様ファンの方々》
《パッと見10代と変わらねぇ》
《セーラー服自然過ぎてビビッた》
「松本さんはセーラー服を着ることに対し、『やめたほうがいい』『さすがにそれはまずい』といろいろな人から止められたそうです。それでも『おさむさんはやれと言っているんですよね? 私はやります』と振り切り、挑戦を決めたと、取材会見で話していました」(同)
そんな強い覚悟で撮影に挑んでいる松本。本誌は、ある日の撮影現場での彼女の姿をとらえていた。
「当日は最高気温30度超えの酷暑日。スタッフに扇風機で風を送ってもらいながらの撮影でしたが、彼女はスタッフに積極的に話しかけて意見交換をおこない、登場人物への理解を深めていました。さらに共演者の緊張をほぐしながら、“盛り上げ隊長” として現場を回していましたね」(ドラマ関係者)
彼女のブレイクのきっかけは2018年の『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)。そこで不倫に走る女性を猟奇的に演じ、“怪演女優” としての存在感を一気に確立した。
「“天才型” や “憑依型” と呼ばれることも多い松本さんですが、実際の彼女は、緻密に計算して役を作り上げるタイプ。それでいて現場では周囲の緊張を柔らかく包み込むような笑顔も忘れない、座長にふさわしい佇まいがあります」
18日放送の第1話では、ある夜、真夏(松本)が時夢(安田)とキスしたはずが、直後にその日の朝に戻ってしまうという衝撃の “タイムリープ不倫” が描かれた。ラブとファンタジーの融合で、“怪演女優” の新たな代表作となりそうだ。