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『ダブルインパクト』ネタ披露中MC&審査員へのカメラ切り替え連発に“集中して観たい”視聴者の不満続出

初開催された『ダブルインパクト』でMCを務めた橋本環奈。ネタ中に何度も表情が抜かれていた
7月21日、日本テレビ系のお笑い特別番組『ダブルインパクト 漫才&コント 二刀流No.1決定戦 2025』(以下、『ダブルインパクト』)が放送された。芸人たちの白熱したバトルが繰り広げられたが、番組内でのカメラワークに厳しい声があがっている。
お笑いコンビ「かまいたち」と女優の橋本環奈がMCを務めた同番組は、今回が初開催。大会の模様は生放送された。
「漫才とコントの両方で笑いを取る『最強の二刀流芸人』を決めるという触れ込みの賞レースです。2人以上であればプロ・アマ、芸歴は不問で、優勝賞金は1000万円。審査員は、千原ジュニアさん、『中川家』の中川剛さん、『フットボールアワー』の後藤輝基さん、『ナイツ』の塙宣之さん、『アンガールズ』の田中卓志さんが務めました」(スポーツ紙記者)
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出場者がさまざまな漫才とコントを披露してしのぎを削り、大会は大盛り上がりのうちに幕を閉じたが、放送直後から、Xでは
《ネタの最中にウケてる橋本環奈を抜くのはヤメて欲しいです》
《賞レースでMCとか他の人をカメラぬくのやめてほしい。ネタ中だけは芸人さんのみを映しててほしい》
《芸人のネタ中に必要以上にMCや審査員の顔を映してくるのかな?ムカつくなー》
《1ネタに7回くらい審査員とMCの顔抜いてて結構ネタが見づらい》
など、番組内でのカメラワークに不満の声が続出していた。
「芸人がネタを披露している最中、カメラが切り替わり、MCの橋本さんやかまいたちの2人、さらには審査員の顔をアップで映す場面が多く見られたのです。橋本さんが笑う様子もたびたび映っていましたが、ネタの途中のため、邪魔に感じる人も多かったのでしょう。
とくに、お笑いコンビ『セルライトスパ』の漫才では、オチの直前にカメラが塙さんのアップに切り替わったため、SNSでは『いいところなのに』『許せない』といった厳しい声が続出しました」(芸能記者)
初めての大会から厳しい目が向けられることになった『ダブルインパクト』。とはいえ、お笑い番組におけるカメラワークに関しては、以前から注文をつけられる向きもあった。
「『M-1グランプリ』(朝日放送制作、テレビ朝日系)でも、出演者が漫才をしている際、司会の今田耕司さんや上戸彩さんをアップで映す場面が見られます。こちらも、ネタを集中して見たい視聴者からは、不満の声があがっていました。『ダブルインパクト』は初めての開催とあって、過去のお笑い番組の手法を参考にする部分もあったのかもしれませんが……」(同前)
芸人のネタとMCの表情の“ダブルインパクト”は、控えてほしかったところだ。