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フジ月9ドラマ 育児に疲弊する母親のテーマに「苦しい」「思い出す」大反響“母の孤立”を描き出す

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記事投稿日:2025.07.22 18:40 最終更新日:2025.07.22 20:12
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
フジ月9ドラマ 育児に疲弊する母親のテーマに「苦しい」「思い出す」大反響“母の孤立”を描き出す

2025年7月、月9ドラマ『明日はもっと、いい日になる』(フジテレビ系)のロケをしていた福原遥

 

 7月21日、月曜9時から放送中のドラマ『明日はもっと、いい日になる』(フジテレビ系)の第3話が放送された。女優福原遥が主演を務め、児童相談所を舞台にストーリーが繰り広げられている同作。今回は、“育児ノイローゼ”がテーマとなっており、話題を集めている。

 

「今回は、、女優・富田望生さんが演じる育児に不安を抱く母親の屋島美穂が登場しました。3歳になる娘の愛菜に対して『他のこどもに比べて成長が遅い気がするんです』と子供の成長に悩む母親の様子が描かれました。物語では、さらに美穂の抱える不安は募り続け、ついに娘が昼寝をしている間に家を空け、置き去りにしてしまうという事件がおきます。

 

 失踪後、海辺に座っていたところを林遣都さん演じる児童福祉司の蔵田総介に発見された美穂は、娘を置き去りにした理由を吐露。オムツを買いに行ったものの、『家に帰ろうと思っていても足が動かない』と身体が動かないほど育児に追いつめられていたことを明かしました。『置き去りにしてごめんなさい』と両手で顔を覆いながら泣き喚く母親を演じた富田さんのリアルな演技に、世の中の母親世代から共感の声が集まったのです」(放送作家)

 

 

 放送中にXには、育児を経験した母親達からの悲痛な声が並んだ。

 

《自分もそうだったから思い出すな》

 

《育児ノイローゼの演技が上手すぎる......苦しい......》

 

《勝手に感情移入しちゃって涙止まらない》

 

 育児を経験したことのある人ならば一度は悩んだことがあるであろう理想と現実の葛藤。そのリアリティに視聴者は胸打たれたようだ。

 

「物語ではその後、娘の愛菜を一時保護した児相が、苦手としていたスプーンの使い方や、嫌いだったピーマンを克服させるよう手助けを行った場面が放送されました。その娘の成長を後日見た美穂は、『どうしてこんなに上手に育てられるんですか』『育児書を読んでも、ネットで調べても上手くできなくて』と吐露。このセリフには、情報化社会で育児をする現代の母親の本音が見えましたね。

 

 実際、書籍やSNSなどを通じ、多くの育児に関する“正解”と言われる情報が出回っています。しかし、実際の育児はまず子供の個性ありきで、発達の仕方も人それぞれです。情報だけが増える一方で核家族化により相談できる相手は減っています。育児をする母親の孤立が見事に描かれているといえるでしょう」(前出・放送作家)

 

 少しでも母親の負担が減る世界になってほしいものだ。

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