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Mrs. GREEN APPLE、横浜での大規模野外ライブ“音漏れ”に苦情続出、一部ファンの“マナー違反”にも批判集中

快進撃を続けるMrs. GREEN APPLE
人気ロックバンドの「ミセス」ことMrs. GREEN APPLEが、2024年7月26・27日の2日間、横浜の山下埠頭でデビュー10周年を記念した大規模野外ライブを開催した。会場には大勢のファンが詰めかけ、両日とも盛況を見せた。
だが、ネット上ではイベントに対する苦言が多く見られた。ライブの概要を音楽業界関係者が語る。
「今回のライブは、山下埠頭の特設会場で開催されました。周辺には、事前にグッズ販売やドリンクブースが設けられ、2日間で10万人を動員する大規模な公演となりました。しかし、ライブでの演奏により爆音が、会場外にも響いてしまっていたのです。これには『音が響いてきてうるさい』という苦情が相次いでいます」
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27日のライブ開始の18時以降、Xでは“音漏れ”に関する指摘が相次いだ。
《ミセスの音漏れマジで輩が出すような重低音ばかり聞こえて本当に不愉快なんだけど!!!!》
《家の中に入ると重低音だけ響いて辛い》
《重低音だけで曲が聴こえてくるわけではないのです…例えるならば大音量で音楽を聴いている車内から漏れ出るような音…》
横浜市に隣接する神奈川県川崎市のほか、会場から約15km以上離れた東京都大田区、世田谷区、目黒区などからも《音が聞こえた》という報告もあり、影響の広さが明らかになっている。ここまで来ると、単なる会場周辺の“音漏れ”ではなく“騒音”とも受け取れる。
「今回のライブ会場は、かつて等身大のガンダムが展示されていた跡地です。ステージ周囲には構造物がほとんどない場所なので、音が拡散しやすい場所であったのはたしかです。ライブに端を発する『騒音被害』となれば、運営側の責任を追及されても仕方がないかもしれません」(前出・音楽業界関係者)
さらに、今回のライブでは一部ファンのマナー違反もネット上で報告されている。
「主催者は、チケットを持たないファンが、“音漏れ”を聞くために来場することを禁止していましたが、会場となった公園自体には出入りが可能だったため、周辺に多くのファンが詰めかけてしまいました。これに対しても、路上駐車や場所取りを指摘する投稿が相次いでいます」(同前)
Xでも、迷惑行為への批判が集まっている。
《音漏れ犯が路駐して渋滞するし…ミセスは悪くないけどファンなら推しに迷惑かけることしたらアカンよね》
《ご丁寧にレジャーシートまで引くなんてもう論外です》
2024年6月に公開した楽曲『コロンブス』のMVでは、類人猿を思わせるキャラクターが登場し、メンバーらが乗る馬車を引かせる演出が、「原住民への差別的な表現では」と問題視されたこともあるミセス。今回の大規模野外ライブでは、2日間でのべ10万人を動員した“偉業”を達成した一方で、またしてもミソをつけてしまったようだ。