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稲垣吾郎『ほん怖』が “異例企画” に…フジテレビ “使い回し” 連発で「中居正広騒動」の影響浮き彫り

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記事投稿日:2025.07.31 19:28 最終更新日:2025.07.31 20:55
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
稲垣吾郎『ほん怖』が “異例企画” に…フジテレビ “使い回し” 連発で「中居正広騒動」の影響浮き彫り

稲垣吾郎

 

 7月30日、フジテレビの人気特番『ほんとにあった怖い話 夏の特別編2025』(以下、『ほん怖』)が、8月16日に放送されることが発表された。すっかり夏の風物詩となった同番組だが、今夏は中居正広をめぐる騒動の影響が懸念されている。

 

 実際に人々が体験した怖い話を描いた同番組は、オムニバス形式のリアルホラーエンターテインメント。稲垣吾郎がストーリーテラーを務め、毎年夏に放送されているが、今回は例年と異なる点があるという。

 

「放送開始から25年にわたって、220本の心霊ドラマを放送してきましたが、今年は視聴者の投票をもとに歴代の名作6本を選ぶ “最恐選挙” をおこないます。26作品のなかから6本をデジタルリマスター化し、一夜限りの特別編として放送します。

 

 これまでも傑作選として再放送することはありましたが、視聴者選挙とデジタルリマスター化は今回が初めてです」(スポーツ紙記者)

 

 

 歴代の作品からどんな作品が選ばれるのか期待する視聴者も少なくない。しかし、一方で、Xでは

 

《今年のほん怖は傑作選か。この前の世にも奇妙もそうだったけどフジは新作を撮る体力がないのか?》

 

《あの事件から新作やらなくなったのかな?スポンサーが居なくて新作作れないのかな?》

 

《今年のほん怖は全部ではないにしても再放送なのかな?再放送は昼にやって出来れば新作が観たいんだけど予算の関係かしら》

 

 など、新作がないことに不満を訴える声があがっている。

 

 フジテレビは、2024年12月末に取りざたされた中居正広の元フジ女性アナウンサーに対する性的トラブルへの対応をめぐって批判を集め、スポンサー離れにつながった。それが番組の予算難につながったのではないかと疑念を抱く視聴者もいるようだ。

 

「視聴者選挙を実施するとはいえ、新作のない過去作の使い回しとなる印象は否めません。5月31日に放送されたやはり名物特番『世にも奇妙な物語』も、放送35周年を記念したと謳いつつ、木村拓哉さんや織田裕二さん、妻夫木聡さんらが出演した過去作の再放送でした。

 

『世にも奇妙な物語』に続き、『ほん怖』も再放送になることで、騒動による影響を想起する人もいたのだと思われます」(芸能記者)

 

 6月にフジテレビの親会社であるフジ・メディア・ホールディングスの株主総会で新経営陣が決定して以降、サントリーやロッテ、日産自動車などがCM出稿を再開している。少しずつ状況も変化しているが、まだまだスポンサー離れが暗い影を落としているようだ。

 

「7月31日、同社は2026年3月期の連結業績予想を下方修正し、本業のもうけを示す営業損益が120億円の赤字に転落する見通しであると発表しました。前期は182億円の黒字だったため、中居さんをめぐる騒動が影響しているのは想像にかたくありません。

 

 2月時点で、『FNS27時間テレビ』の放送中止も発表されています。依然として、番組制作は厳しい状況にあるのでしょう」(前出・芸能記者)

 

 フジテレビに “日常” が戻るのは先になりそうだ。

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