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貴乃花「ふるなび」CMでコメディアンの素質が開花…激変「ふくよか」姿に “幸せ太り” 説も流布

「ふるなび」会見に参加する貴乃花(2019年)
現役、そして親方時代は常にストイックな姿勢を貫いたイメージがあるが、角界から引退してからは、まったく別のイメージを持つ人が多いのではないか。
トーク番組に出てきても笑顔は絶やさないし、当然、近寄りがたい雰囲気もない。CMに出れば完全に “三枚目” の役を演じることができ、思わずその演技力に笑ってしまう。ふるさと納税「ふるなび」のCMに出演中の貴乃花光司のことだ。
貴乃花と「ふるなび」の付き合いは2020年から。「ふるなび屋 接客編」からスタート。このころはお客さんにダジャレを言う程度だった。
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2021年のCM共演相手はネコ、インコ、ブタ、2022年はアルパカと動物路線が続くが、バックに流れるテーマ曲は貴乃花が歌っている。2023年の「最大30%還元キャンペーン告知編」では、自ら画面に向かって歌った。
2024年の「腹話術編」になると、“コメディアン貴乃花” が顔を覗かせる。人形相手に演技をするも、人形の声では貴乃花の口が完全に開いていて、まったく腹話術になっていないところが笑える。
そして2025年の「ロデオ編」では、役者ぶりが加速している。すでに5年めということで歌の声もしっかり出ていて、慣れた様子。そして、最後は牛から落下するというオチまでついている。
「“平成の大横綱” の貴乃花が三枚目に徹してCMに出るわけですから、2020年当初から大きな話題となっていました。年を重ねていくうちにおちゃめさや役者ぶりが際立つようになり、『新たな面が見えた』と好評です。反面、『音痴』『演技が下手』『セリフが棒読み』といった声も多く、CMを不快に思っている視聴者もいるんです」(スポーツ紙芸能記者)
では、なぜこのCMは5年も続いているのか。
「ファン、アンチが両方いるなか、このCMシリーズは毎年のように好感度の上位にランクインされてきました。しかも、CM総合研究所が発表した『CM好感度調査』(2025年1月前期調査)では、2221本のなかで総合4位、業類別(企業・公共・他業類)195本で1位を獲得したんです。
その要因が貴乃花のコミカルな演技にあることは間違いありません」(同)
こうした好調さに気をよくしたわけでもないだろうが、現在放送中のCMでは、これまでと違った表情が見られる。昨年までと違って、明らかに頬のあたりがふくよかになっている。
貴乃花は、2023年に “初恋の人” と再婚して話題となったが、そのことで「幸せ太り」したと考える声も多いようだ。実際、Xにも同じような意見が多く投稿されている。
《ふるなびのCM見てて思ったけど、貴乃花太ったな…?》
《ふるなびのCM見る度に貴乃花の増量が気になる》
《ふるなびのCMがめちゃくちゃ嫌いやねんけど(頭にこびりつくフレーズ)貴乃花めっちゃ太った?幸せ太り?嫌いと言いながらCMかかったらつい見てしまう。》
幸せ太りかどうか定かではないが、雰囲気がガラリと変わったことで、新たな道も開けそうだ。