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【あんぱん】まさかの「5年飛ばし」雑展開に視聴者困惑…前半の名場面ラッシュ後の「減速がっかり」感

『あんぱん』出演中の今田美桜
8月7日放送のNHK連続テレビ小説『あんぱん』第94話。“まさかの展開” に驚きの声があがっている。
「思いっきり漫画を描きたい。会社、やめてもいいかな」という嵩(北村匠海)に、のぶ(今田美桜)は全力で応援すると答える。するとナレーションは「希望に燃える2人でした。そして5年後ーー嵩は相変わらず三ツ星百貨店に勤めていました」と、ドラマ冒頭でいきなりの「5年飛ばし」が起きたのだ。Xでは
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《今日の朝ドラ「あんぱん」聞き間違いかと思いきや、やっぱ5年の歳月が飛んだんだ。のぶの末の妹が急に健ちゃんと結婚したり、ここ2日の展開が早すぎる》
《今日のあんぱん。急に5年が経つ。最近はあまり急展開にちょっと雑さを感じてしまう》
などの意見が多くみられる。
前日の第93話では、メイコ(原菜乃華)が健太郎(高橋文哉)に思いを伝え、その半年後にめでたく結婚ーーという急展開。そして翌日には「5年飛ばし」という、この2日間であっという間に6年ほどが経過してしまったのだ。Xには
《あんぱん前半が名場面ラッシュだったせいか最近の雑さが目立ってきた》
《戦争編終わってからあんぱんの減速具合がすごいな、、》
などの声が。評価が高かった『あんぱん』だが、ここへきて批判的な意見が目立つようになっている。
「『あんぱん』は、やなせたかしさん夫妻をモデルに、『アンパンマン』にたどり着くまでの物語ですが、ドラマの前半はヒロイン・のぶを中心に描かれ、大部分がフィクションでした。松嶋菜々子さんや竹野内豊さんら豪華キャストが顔を揃え、蘭子(河合優実)の悲恋なども見応えがあり、ドラマとしてはよくできていたと思います。
しかし、そのフィクションパートを丁寧に描いたことで、史実の部分、やなせさんが『アンパンマン』を生み出すまでの部分が駆け足になっているという感は否めません。前半の “名場面ラッシュ” と比較されるのはやむを得ないでしょう」(テレビウオッチャー)
Xにはほかにも、
《朝ドラあんぱんはやなせたかしの人生を描く気はさらさら無く、製作陣は彼らを出汁にした安っぽい恋愛ドラマを作りたかったのか》
《「あんぱん」は、やなせたかしではなく、ノブの家族姉妹のドラマだったのだ。残念です!》
など、厳しい意見が散見される。
『ゲゲゲの女房』『まんぷく』『らんまん』など、夫婦ものの朝ドラには名作が多いとされるが、『あんぱん』はここから巻き返せるか?