
藤島ジュリー景子氏
「また出てきたのか」ーー。嵐ファンの間に、静かにくすぶっていた怒りが再燃している。
8月6日配信の『文春オンライン』で報じられたのは、元ジャニーズ事務所社長・藤島ジュリー景子氏の“新たな証言”だ。嵐の活動休止は「自らのアイデアだった」とし、リーダー・大野智が「もうしんどい」と漏らした際、「解散ではなく、休止という形にしたら」と提案したという。
「この発言は、7月18日にすでに発売されている『ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間』(新潮社)からの抜粋です。作家・早見和真氏による長時間インタビューをまとめたこの書籍は、その注目度の高さゆえ、多くのネットメディアで“告白内容”が断片的に報じられ、波紋を広げてきました」(芸能ジャーナリスト)
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たとえば、7月10日配信の『女性セブンプラス』がKing & Princeの分裂劇についての「現Number_iの3人の脱退は寝耳に水だった」というジュリー氏の言葉を紹介。7月19日には『サンスポ』が、ジュリー氏の大野に関する「これ以上何かを強いてしまえば壊れてしまうと思った」という告白や、嵐の来年のライブについての「手伝えることがあるのなら何でもしたい」という発言を報じた。いずれの報道の際も、ファンは強く反発した。
先の芸能ジャーナリストはこう語る。
「もちろんジュリー氏が今さら何を語ったところで、嵐の活動休止が覆るわけではありません。ファンとしては静かに来年の春を迎えたいだけだと思います。しかし、こうして過去の出来事について断片的にコメントが報じられることで、ファンには無用な波風が立ってしまうのです」
そして今回の「活動休止は私の提案だった」発言である。嵐のファンの気持ちを逆なでするようなこの言葉がX上で、またもや波紋を広げている。
《無駄に喋り過ぎ》
《嵐に触れるな》
などとハレーションが生じている。
「ジュリー氏はこの本を刊行した理由について、『いろいろなことを理不尽に感じるようになり、言い分をしっかり残したい』と説明していました。嵐に関しては言えば、“私も寄り添っていた”という記録を残したかったのでしょうが、あとから出てきて我が物顔で語られても、水を差すだけ。沈黙こそが、最大の敬意だったのでは」(芸能プロ関係者)
これ以上、嵐以外の“他人”が言葉を挟まないでほしいものだ。