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ドリカム花火大会が中止に…指摘された「判断の原因」に同情の声 取りざたされる「マナー違反」の疑い

ドリカムの二人
8月23日に北海道の札幌にある真駒内セキスイハイムスタジアムで開催予定だった「ドリカム花火2025 in札幌真駒内」の中止決定が波紋を呼んでいる。
「『ドリカム花火』は、音楽グループの“ドリカム”ことDREAMS COME TRUEの音楽とともに花火を楽しむイベントで、2017年に大阪の夢洲、2024年に大阪の万博公園で行われており、今回が3回目となる予定でした。ドリカムメンバーの中村正人さんがスペシャルゲストMCに登場すると告知されていたため、多くのファンが楽しみにしていました」(スポーツ紙記者)
8月8日、DREAMS COME TRUEのオフィシャルサイトには「ドリカム花火2025 in 札幌真駒内 開催中止のお知らせとお詫び」と題された文章がアップされた。
そこでは7月12日に同会場で開催れた「第13回真駒内花火大会」で「大会終了間際に花火の燃えカスの一部が、立入禁止エリアと無料進入可能エリアの境界線付近に落下する事象が発生」した事実を受け、「会場をはじめとする関係各所より、今後の開催にあたっては更なる安全対策の強化を求められることとなりました」と経緯が説明されている。運営側は「万全の安全対策を整えたうえでの開催が困難」と判断し中止に至ったようだ。
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これを受けX上では同情の声が相次いでいる。
《立ち入り禁止エリアで見てた人が悪くね?》
《ドリカム花火が中止になったのは ホントせつないな タイミングも悪かった》
《こないだの真駒内花火大会で落下して来た火花の中を観客が逃げ惑う動画アップされたのが原因の様だな。あそこ立ち入り禁止エリアでしょ?》
「ドリカム花火」と同会場で行われた「第13回真駒内花火大会」で起きたハプニングについて前出のスポーツ紙記者が語る。
「花火大会の途中、観客がいる中に花火の火の粉が降り注ぐ動画がX上で拡散され波紋を呼びました。しかしネット上では、撮影された場所は、立ち入り禁止エリアである指摘も聞かれます。その場合、参加者のマナー違反が問われる形となりますが、ドリカムのサイトに“立入禁止エリアと無料進入可能エリアの境界線付近”と記されている通り、もともと会場が狭かったために万全の安全対策を取れないと運営側が判断し中止に至ったのでしょう」
今年は8月4日に横浜で行われた花火大会で、打ち上げ場所となる台船で火災が起きるなど花火大会をめぐっての騒動が続いている。「ドリカム花火」の中止決定は“とばっちり”に近い形とはいえ、昨今の事情を考えれば仕方のないことなのかもしれない。