
引退を発表した中居正広
8月18日、元タレントの中居正広が53歳の誕生日を迎えた。フジテレビ問題の発端となった性加害疑惑は、中居側と被害者側の代理人が反論合戦を繰り返しており、いまだに終息の気配もない。中居の芸能界復帰もないなかで、多くのファンが誕生日を盛大に祝っていた。
「X上では《#中居正広53回目誕生祭_0818》がトレンド入り。“中居ヅラ”と称される熱狂的なファンたちが、誕生日のメッセージを多く投稿していました。渋谷の宮益坂下にある街頭ビジョンでは《#中居正広誕生祭駅伝》として多くのテキストメッセージやイラストなどを表示。
さらに横浜のマリンタワーでは《#横浜マリンタワー中居正広SPイベント》として中居さんのSMAP時代のメンバーカラーである“青”にライトアップする企画も実現。《#青空に手をかざそう》のハッシュタグでは、中居さんが最後にファンクラブ向けに公開した動画と同じように青空に手をかざした画像をポストするなど、様々な“お祝い”が投稿されていました」(芸能記者)
【関連記事:中居正広、53歳の誕生日にファンとの “最後のつながり” 消滅へ…「性暴力の全貌」報道に “応援団” 完全沈黙で孤立の気配】
一方、2月に更新を停止していた有料ファンクラブサイト『中居ヅラ あの子たちに…、』は、誕生日当日の18日23時59分をもって、完全閉鎖となった。
「中居さんの事務所の公式サイトである『のんびりなかい』は今も残っています。しかし18日の0時過ぎにはトップからリンクされていた“中居ヅラの部屋”をクリックしても真っ白な画面のみが表示されるようになりました。明けて19日の日中には【会費返金対応窓口】というGoogleフォームに変わりましたね」(芸能担当記者)
説明文では、
《2025年8月18日(月)23:59をもちましてサイトはクローズいたしました。約3年間の運営にわたり、皆様より多大なご支援を賜りましたこと、深く感謝申し上げます。これまでに皆様からお寄せいただいたお気持ちは、ひとつひとつ大切に本人へお届けしております》
とファンへの感謝を伝え、《お預かりしております会費につきましては、各会員様のご入会日および更新後の月数に基づき算出し、郵送にて返金させていただきます》としている。
「元の『中居ヅラ』ページに関しては、完全に削除されています。Googleフォームは無料で作成できますので、今後は返金対応をこちらで継続するということのようです。『のんびりなかい』は事務所の公式サイトですから、すぐに削除は難しいでしょうね。中居さんは複数の不動産も所有していますから、節税のためにも、会社として活動実態を残すため公式サイトは残すんじゃないでしょうか。もし仮に芸能界復帰ということになったときも、発信できる場所は確保しておきたいはずです」(前出・記者)
さらに同公式サイトにはある“意味深な機能”が残されているという。
「“メッセージの部屋”というコンテンツでは、今もメッセージを送れる仕様になっているんですよ。これに気が付いたファンは、大盛り上がりで
《のんびりなかいのスルメさんの部屋メッセージ送れて感激》
《中居ヅラのファンページはなくなってたけどちびひろちゃんたちのおうちは閉鎖されてなくてメッセージも送れたよ》
《もしかしたら、この繋がりの場だけ残してくれるつもりかも知れません。ダメかも知れないけど、時間があるかた、中居くんにお礼のメッセージ送りませんか?》
など、呼びかけ合って多数のメッセージを送信しているようです。その影響で混雑して送れないという事態にも陥っています。
ファンたちは《一方通行だとしても読んでくれてなくてもいつでも気持ちを送りつけたい》と盛り上がっていますが、実際に中居さんが読むかどうかは全く分かりません。しかし、これだけ長く活動できない状態だと、自身を“全肯定”してくれるファンからの声はありがたいものなのかもしれませんね。
『週刊新潮』の記事によれば、中居さんの総資産は20億円をくだらないといいます。引退したあとも、かなり豊かな生活を送ることはできます。ただ、中居さんは中学生のころにデビューして以来、つねにスポットライトを浴びてきました。本当に寂しい隠居生活を続けられるのかどうかは難しいところです。ファンがメッセージを送り続ければ、本人の気持ちも前向きになるかもしれませんよ」(前出・記者)
忠実なファンからの“重い愛”に中居が応じるときはくるのだろうか。