エンタメ・アイドル
みのもんたさんの真骨頂!懐かしの「プロ野球珍プレー」映像に昭和・平成世代の歓喜の声相次ぐ

亡くなったみのもんたさん
8月25日に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)は、「一茂軍団がぶった斬る!! 昭和・平成プロ野球(秘)事件簿SP」と題し、長嶋一茂と槙原寛己、元木大介がゲスト出演。衝撃エピソードの数々を披露した。
1991年、ヤクルトに在籍していた長嶋が、エラーによってチームの連勝を止めてしまったというVTRが紹介されると、長嶋は「大変申し訳ありませんでした」と謝罪。1イニングに3つのエラーをしたこともあったと言い、「夜通し飲んでいて、ボールが何個にも見えた」と言い訳した。
【関連記事:みのもんたさん 死去半年、約12.7億円の“御殿”に人の気配なく「広さ」と「こだわり」がネックで売却困難?】
槙原は「野球やめても絶対隠そうと思っていた」というエピソードを披露。1988年の巨人・阪神戦で指先から流血しながら完投勝利を挙げたが、その前日に花火をしていたところ、指先を火傷しマメができてしまったのだという。
「くせ者」といわれた元木は、その代名詞である「隠し玉」に関するエピソードを語った。「隠し玉」を成功させるうえでもっとも大事なのは投手の演技で、当時巨人の先発三本柱だった斎藤雅樹と桑田真澄は完璧にこなしたが、槙原はそれができなかったという。
そこで紹介されたVTRは、フジテレビの名物番組『プロ野球珍プレー好プレー大賞』のものだった。画面には「実際の映像をお借りしました」という説明と、「ナレーターみのもんた」というテロップが表示され、あの“名調子”が――。
この演出に、Xには
《日テレで珍プレー好プレーの映像が見れるとは!しかもみのもんたのナレーション付き!》
《みのさんナレーションの珍プレー好プレー懐かしい》
《やっぱり珍プレー好プレーのナレーションはみのもんた》
など、驚きと喜ぶ声が多数みられた。
「フジテレビの『プロ野球珍プレー好プレー大賞』が最初に放送されたのは1983年で、瞬く間に人気番組となり、毎回高視聴率をマークしました。そのおもしろさは、なんといってもみのもんたさんのナレーションでした。台本はなく、すべてがみのさんのアドリブでしたが、ときには審判団からは苦情が入ることもあったそうです」(芸能記者)
みのさんは、2025年3月1日に死去。3月22日には追悼として『みのもんたさん、ありがとう!元祖スポーツ珍プレー好プレー大賞昭和100年SP』がフジテレビ系で生放送された。
ちなみに、『珍プレー好プレー大賞』が始まるきっかけになったとされるのが、1981年8月26日、後楽園球場でおこなわれた巨人・中日戦での、いわゆる「宇野ヘディング事件」だ。
似たような番組は今もあるが、やはり“みの節”が最高だという野球ファンは多いだろう。