カミナリ・まなぶ、『アメトーーク！』収録中にアキレス腱断裂の大ケガ…バラエティの “芸人軽視” めぐってネット白熱

 

　8月24日、テレビ朝日は同局本社スタジオ内でおこなわれた『アメトーーク！』のロケ中に、お笑いコンビ「カミナリ」の竹内まなぶが右足アキレス腱断裂で全治8週間程度のケガを負ったことを発表した。

 

「ダンスの撮影中に、右足が大きな音をたてて断裂したそうです。若手扱いですが、カミナリも36歳ですからね。テレ朝は再発防止に務めるとしていますが、高齢化するお笑い芸人にとって全力で挑まざるを得ない仕事。無理するなとは言えませんし、難しいところですね」（芸能記者）

 

　カミナリの所属事務所グレープカンパニーは、26日、《ケガのため歩行が難しい状況となっております》とし、本人のコメントも発表。《この2ヶ月間はスタジオ収録には出られそうですが、ロケは少し難しそうです》と動けない現状を語り、《サンドウィッチマンの伊達さんが『代わりにロケに行く』と申し出てくれました》と事務所の看板芸人が代役を務める可能性があることも報告した。

 

「『アメトーーク！』では、2022年8月にジェラードンのアタック西本さんが鎖骨を骨折しています。当時も “安全管理の徹底” を表明しましたが、こうやってまた事故が起きてしまうと、批判を浴びてしまいますね」（同）

 

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　X上でも、

 

《何で漫才師にダンス踊らせるんや　コンセプトが間違ってるよ》

 

《テレビ局に言いたい　芸人だからと言っても、特別頑丈な体質でもなければ特殊な訓練もしていない》

 

　と、バラエティ番組における “芸人軽視” の風潮に疑問の声も寄せられているが、一方で過剰反応という意見も。

 

《アメトークでカミナリのまなぶ君がアキレス腱断裂したみたいで、その企画がどうとか辞め方がいいとか言ってるけどただダンス踊るだけだし危険でもなんでもないだろ　いちいちうるさいんだよ、だからTVがつまらなくなる》

 

《踊れない、運動神経悪い芸人、家族全員大好きなんだが。この事故をきっかけに消滅とか勘弁してほしいんだが》

 

　番組側もケガさせたいはずもないが、意図せざる事故は起きてしまうもの。

 

「芸人側の運動不足もあるでしょうし、番組側の責任ばかり追及するのも酷な話でしょう。テレ朝の広報部は《スタッフによる事前シミュレーション、トレーナーの指導のもとで準備運動やストレッチなど安全には配慮》していると語っており、これ以上を求めるのも難しい。

 

　年末に向けて大型バラエティも増えていく時期ですし、ダンスがらみの企画は差し替えなどもあるかもしれませんね」（同）

 

　まなぶ本人も《関係各所の皆さまへ　腱は切れても、僕との縁は切らないでください》と訴えているように、芸人側はケガしても出たいわけで……とにかく “ご安全に” 番組制作していくしかない。