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長嶋一茂、ルールぶれぶれの「ホームラン1本1万円」企画が物議…「普通に募金したら?」疑問の声続々

8月30・31日に放送された『24時間テレビ48-愛は地球を救う-』(日本テレビ系)。そのなかで長嶋一茂らがおこなったチャレンジ企画に疑問の声が寄せられている。
「番組では、昨年の能登半島地震で被災した現地のスポーツ施設の現状が紹介されました。野球場は津波にのまれて廃墟と化し、体育館の改修も資金不足で進まず、子どもたちが使っていた屋外競技場は仮設住宅の用地となるなど、スポーツ環境の再建が急務となっています」(スポーツ紙記者)
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そこで立ち上がったのが、一茂だった。「野球場や体育館は直せなくても、子どもたちにスポーツの喜びを忘れてほしくない」と、野球の醍醐味でもある、ホームランにちなんだ挑戦を始めたのだ。
「それが『チャリティーホームラン中継』です。ホームランを1本打つたび、一茂さんが1万円ずつ自腹で募金するという、なかなか無謀なもの。
今回、その趣旨に賛同した糸井嘉男さん、内川聖一さん、西岡剛さん、元木大介さん、アレックス・ラミレスさんといった球界を代表するレジェンドに加え、独立リーグ・栃木ゴールデンブレーブス所属の現役選手でもあるティモンディ・高岸宏行さんも参加しました」
彼ら一丸となり、500球のうち何本ホームランを打てるのか挑戦したのだが……。
「当初、糸井さんは100本打つと豪語していたものの、そこまで伸びず24本。ラミレスさんにいたっては1本、内川さんも17本、西岡さん4本、高岸さん4本、一茂さんは12本と、期待外れに終わりました。ちなみに元木さんはバッティングピッチャーでした」
さらにそのチャレンジの途中、不穏な展開が。
「残り151球の時点で、ホームランの本数は46本、募金総額は46万円でした。ところが、あまりにふがいない戦績から、一茂さんが急きょ、1本2万円にルール変更。ところがその後、それでもホームラン数が伸びないことから、さらに値を引き上げ、1本5万円に。最終的には62本、募金総額108万円を弾き出しました」
最後に一茂は、達成感に満ちあふれた表情を浮かべながら、「スポーツ支援のためにぜひ受け取っていただきたい」と、能登に全額寄付する意向を示していたが、これにX上ではツッコミが殺到。
《能登の子供達がいるところへ行って、一茂さん達が間近で野球見せてあげたり、教えてあげたりするのは駄目なの…?》
《チャリティーホームランって何? 一茂金あるんだから普通に募金したらよくない?》
《一茂のホームラン募金、普通に募金すれば良くない??》
と物議を醸しているのだ。これについて芸能プロ関係者が語る。
「一茂さんは今回の『24時間テレビ』のチャリティーパートナーでした。そこで、彼にふさわしい企画をということで今回のチャレンジが発案されたのだと思いますが、企画としての面白みがどこまであったのか疑問ですね。
なるべくホームランが出るよう、元木さんがピッチャーを務めていたため、真剣勝負という点では緊張感はゼロ。しかも、途中でルール変更というブレブレぶりですからね。もちろん、チャリティーそのものは素晴らしいのですが……」
ルール変更の “横暴ぶり” も、一茂らしいと言えばそのとおりなのだが、いかんせん事前の詰めが甘かったようだ。