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【金髪にビジュ変!】25歳になった与田祐希が語る「ファンがヒヤヒヤしちゃう」やってみたいこととは?

与田祐希(写真・木村哲夫)
「私も“バズりたい”という気持ちは、もちろんありました。でもバズらせようと思ってバズることより、ふとしたことでバズることがよくも悪くもあって。わからないものだなとずっと思っていました」
こう話すのは与田祐希。10月16日からMBSドラマ特区枠で放送される『死ぬまでバズってろ!!』で、主役の浅野加菜子を演じる。26歳のフリーターだった加菜子は、偶然撮影したひき逃げ事故の動画を投稿したところ、SNSで大バズリ。一夜にして人生が激変しまった彼女は承認欲求に取り憑かれ、過激な「正義」を振りかざす告発系インフルエンサーへと変貌する。その先で待ち受けるのは、栄光か破滅か…という現代のSNS社会を舞台に描く、超令和的インターネット・サスペンスドラマだ。
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「バズること」がドラマの大きなテーマとなっているが、乃木坂46時代の与田はバズることをこう考えていたという。
「自分がバズっていろんな人に知ってもらえるということは、グループにとっても大事なことだと思っていました。私がドラマや映画に出演したことがきっかけで乃木坂を知って、ライブやイベントに参加してくれるようになった人も増えて。一人一人のそういう意識がグループを大きくしていくと思っていたので、少しは貢献できていることなのかな、と思えて嬉しかったですね」
加菜子はバズるためなら手段を選ばないようになっていき、倫理観が少しずつ麻痺していく。そんな加菜子についてはこう話す。
「私とタイプは真逆に見えるけど、意外と共通点もあって。承認欲求だったり、人から愛されたいと思う気持ちだったり、スマホ大好きだったり。時には間違いを犯してしまうこともあるけど、愛したい存在というか。加菜子を少しでも理解したいと思いながら演じています。
あまりこういう役を演じたことがないので、想像できなかったんです。でも、近しい人に『こういう役をやるんだ』と話したら、『合ってるじゃん』って言われて(笑)。そう言われてびっくりしましたが、私はわりと野性的に育ってきた自由奔放なタイプ。加菜子のカラッとした感じは、私に近いのかもしれないです」
明るい表情から、卒業後も充実した毎日を送っているのが伝わってくる。ソロになって新たに挑戦してみたことは?
「髪をピンクに染めました! グループ時代には絶対にやれなかったことをやろうと思って思い切って染めたら、髪がめっちゃ痛みました(笑)。最初は違和感がありましたけど、だんだん見慣れてくると、ずっと前からピンクだったような気持ちになりました(笑)」
暑いのが苦手だと話す与田。35度以上の猛暑が続いた今年の夏はどんなふうに過ごしたのだろう。
「暑すぎたので川のある場所に行ってスイカを冷やして食べたいな、なんて思っていましたが、ドラマは外での撮影シーンが多かったので、めっちゃ汗をかきながら撮影していました。毎年ライブで汗だくになっていたんですが今年はライブがないので、どんな夏になるんだろうって思っていたんです。暑いのは嫌いですけど、今年も汗を流して充実した夏を過ごせて良かったです」
5月で25歳になった。今いちばんやってみたいことを聞いた。
「いちばんやりたいことはお芝居です。このあとも決まっているお話もあるので、とにかくそこに食らいついていきたいです。どヤンキーの役とか、いかつい役をやってみたいですね(笑)。
25歳の女性としては……恋とか? でもそんなこと言ったら、ファンの人がヒヤヒヤしちゃうかな(笑)。趣味だったり興味だったり人だったり。猫も動物もお散歩もカメラもご飯も好き。もっと“好きなもの”を増やしていきたいですね。得意な料理? ガッツリしたオトコメシみたいなのが好きなんですよ。にんにくを効かせて、パンチが効いた料理をよく作って食べています。オトコメシでスタミナつけて、この夏は乗り切りました!」
髪を金髪に染めて加菜子を熱演している与田。“好き”を増やしていく彼女の“第二のステージ”が楽しみだ。
よだゆうき
2000年5月5日生まれ 福岡県出身 2016年、乃木坂46の3期生オーディションに合格。18thシングル『逃げ水』で大園桃子とともに初選抜にして初のセンターを務める。乃木坂46の活動と並行して、映画『ぐらんぶる』(2020年)でヒロインを、ドラマ『量産型リコ −プラモ女子の人生組み立て記−』(2022年)では初主演を務めた。2025年2月に乃木坂46を卒業。3冊目の写真集『ヨーダ』を2月に発売するなど、幅広い分野で活躍を続けている。
写真・木村哲夫