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「辻褄が合えばいいってもんじゃない」三谷幸喜 清水尋也容疑者に激怒、大河で警告した“スネに傷ある俳優はやめろ”再び

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記事投稿日:2025.09.07 21:23 最終更新日:2025.09.07 22:55
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部
「辻褄が合えばいいってもんじゃない」三谷幸喜 清水尋也容疑者に激怒、大河で警告した“スネに傷ある俳優はやめろ”再び

清水尋也容疑者

 

 9月6日放送の『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)で、三谷幸喜が、日曜劇場19番目のカルテ』(同系)の再編集問題に言及。同作に出演していた清水尋也容疑者に怒りをぶつけたことが話題となっている。

 

「3日、清水容疑者が麻薬取締法違反の疑いで警視庁に逮捕されました。主演の松本潤さんの同僚医師役を演じていた清水容疑者は、7日放送の最終回から出演シーンがカットされ、急きょ再編集される異例の対応に。そして6日放送の『Nキャス』に松本さんが生出演し、最終回の内容について『なんとかストーリーが、つじつまが合うように再編集して放送するという形を……』などと説明していました」(芸能記者)

 

 すると、横で話を聞いていた三谷が清水容疑者について、「なんで(この作品のオファーを)引き受けちゃったんだよ、って気がする。(再編集して)辻褄が合えばいい、ってもんじゃないじゃないですか」と厳しく批判した。

 

「三谷さんはさらに、容疑者が演じていた役柄について『あの役だって、最終回だからすごい見せ場があったはずだし。大勢の人とやりとりするシーンも絶対あったはず。それを……。今だったらCGで消すこともできるんだけど、それをできたところで、あんな良質な、素敵なドラマが、完璧でない形で視聴者に伝えなければいけない、って、ほんとにスタッフの方々、つらいと思いますよ』と訴えていました」(同前)

 

 

 X上では、三谷の意見に賛同する声が多数上がっていた。

 

《三谷さんの言う通りだよ!》

 

《脚本家の立場として…そうだよねぇ三谷さん》

 

《三谷さんの意見がド正論》

 

 など共感の声が寄せられていたのだ。芸能プロ関係者は、「三谷さんは、自身が手がけた大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でも同様の警告を発していました」と語る。

 

「2020年1月、同作の制作発表で三谷さんは、『オファーを受ける俳優さんたちに言いたいんですけど、もし、“俺ちょっとやばいかな?”、“俺、スネに傷持ってるかな?”と思っている人がいたらぜひ断ってください!みんな切に思ってます』と出演を辞退するように警告していました。この発言の背景には、『いだてん〜東京オリムピック噺』(2019年)でのピエール瀧さんの薬物事件による降板や、『麒麟がくる』(2020年)での沢尻エリカさんの薬物事件により川口春奈さんが代役で出演したことなど、大河ドラマでトラブルが相次いでいたことがあります」

 

 だが、三谷のメッセージもむなしく、『19番目のカルテ』で不祥事が繰り返されてしまったというわけだ。

 

「『19番目のカルテ』は、『コウノドリ』(同系)シリーズの脚本家・坪田文さんが担当しています。彼女も熱量ある筆致で知られますが、三谷さんは同じ立場として、自分の作品を汚される気持ちが痛いほど分かるのでしょう。しかも彼は、演じる俳優が劇中でどんな言葉を発したら面白いか想像しながら書く“当て書き”の脚本家として知られています。俳優への愛情が人一倍強いだけに、裏切られたという思いがあるのだと思います。

 

 10月から三谷さんは、フジテレビで菅田将暉さん主演の『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』の脚本を担当します。彼にとって25年ぶりの民放ゴールデンプライム帯連続ドラマの脚本となる重要な作品ですが、書き手としてのプライドと責任感が、今回の発言から強く感じられました」(前出・芸能プロ関係者)

 

 三谷の願いは、“スネに傷を持つ”俳優たちに届くのであろうか?

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