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『有吉の夏休み』強すぎる “身内ノリ” に「笑えない」視聴者の不満続出…いまや “1児の父” で懸念される初期の「持ち味」喪失

有吉弘行
9月6日、有吉弘行の特別番組『有吉の夏休み2025 密着77時間 in Hawaii』(フジテレビ系)が放送された。すっかり恒例になった番組だが、“身内ノリ” に不満を抱く視聴者も多いようだ。
2013年にスタートした同番組は、有吉が気心知れた仲間たちと一緒に夏休みを過ごす様子に密着する内容でおなじみだ。
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「有吉さんらがハワイや北海道、沖縄などを訪れ、現地のグルメや行楽、お土産を紹介します。毎年、さまざまな芸能人を招きますが、今回は『アンガールズ』の田中卓志さん、ビビる大木さん、『平成ノブシコブシ』の吉村崇さん、『さや香』の新山さん、みちょぱこと池田美優さん、野呂佳代さんが出演しました」(スポーツ紙記者)
午後7時から11時まで4時間にわたって、有吉一行のハワイ旅が放送された。ただ、放送直後からXでは、
《有吉の夏休み、つまらない。つまらなさすぎる。なぜハワイでやってるのか全くわからない》
《何、この面白くない番組 身内ネタで盛り上がってるだけで何にも笑えない フジテレビ、この番組が本当に面白くて作ってる?》
《わざわざハワイでやることか??の渋滞がひどい》
など、不満の声があがっている。3日間にわたるハワイロケの模様が放送されたが、その内容に疑問を持たれたようだ。
「番組終盤、有吉さんと大木さんが芸人デビュー30周年を迎えたことを記念し、ホテルのレストランで、出演者が書き下ろしたネタを有吉さんの前で披露する企画がおこなわれました。
田中さんと新山さんが漫才をしたり、野呂さんがビートたけしさんのものまねをしたり、みちょぱさんが有吉さんに向けた手紙を読み上げるなど、場は盛りあがりました。
ただ、催し物を放送する時間が長かったため、“身内ノリ” を見せられているように感じてしまう視聴者もいたようです。もともと、有吉さんと親交の深い芸能人による仲間同士の交流が特徴的な番組ですが、今回はロケよりも、“催し物パート” にかける時間が長かったため、げんなりしてしまう人もいたのかもしれません」(芸能記者)
番組の放送から12年経つが、主役である有吉の私生活に大きな変化があった。2021年に元フリーアナウンサーの夏目三久と結婚し、2024年3月には第一子の誕生を発表した。いまや1児の父になったが、番組に関して懸念される点もあるという。
「ロケの移動中、有吉さんが今回の出演者全員が既婚者であることに言及し、『全員パートナーを日本に置いてきてさ』と、冗談交じりに話す場面がありました。
放送当初は、長らく独身を貫く有吉さんが、仲間たちと夏休みを満喫する姿が好評でした。そうした空気感も番組の持ち味の一つだったと思われますが、父親になった有吉さんが、既婚者も増えた出演者を引き連れて旅行に行くスタイルへの “見え方” が変わった人もいるのだと思われます。持ち味が失われかねませんよ」(前出・芸能記者)
有吉は2025年で51歳になった。視聴者は家族持ちになった有吉の違った“夏休み”を見たいのかも。