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中居正広「後輩からボランティア勧誘」報道も、懸念される「誠実イメージ」の崩壊…木村拓哉は「被災地支援」高評価で分かれた明暗

引退を発表した中居正広
9月9日、2016年末に解散した「SMAP」が、CDデビュー(1991年)した “記念日” を迎える。元リーダーで芸能界を引退した中居正広は、復帰の可能性が取りざたされ、動向が注視されている。
2024年12月末に元フジテレビの女性アナウンサーに対する性的トラブルを報じられ、年明けに引退を発表した中居。ただ、表舞台から去って8カ月が経ち、気になる情報が……。
「9月2日の『WEB女性自身』で、中居さんがファンに向けた動画配信を考えていると伝えられたのです。仕事仲間に配信用の台本の下書きを依頼しているとされました。
また、6日の『フライデーデジタル』によれば、中居さんの地元の後輩である『RIP SLYME』のSUさんが、慈善事業への参加を呼びかけているとも伝えられました」(スポーツ紙記者)
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中居は、1995年の阪神・淡路大震災や2011年の東日本大震災の被災地支援をおこなってきたことで知られ、過去に3度「紺綬褒章」を受章している。引退後に「ボランティア勧誘」報道が浮上したわけだが、懸念される点もあるという。
「女性トラブルに関しては、3月にフジテレビなどが設置した第三者委員会の調査報告書によって、中居さんの起こした問題が『性暴力』と認定されました。中居さんは5月以降、代理人弁護士を通じてこの認定に複数回抗議していますが、被害女性への二次加害につながる可能性があるとして、SNSで厳しい声があがりました。
また、トラブルを報じられて以降、記者会見を開かないまま引退し、突然 “反撃” するかのような姿勢に転じたことも疑問を持たれています。
騒動以前の中居さんは、被災地支援での誠実な姿勢が支持されていましたが、今回の件によるイメージダウンは避けられないでしょう。仮に、ボランティア等の活動を再開しても、かえって世間から反発されかねません」(芸能記者)
依然として厳しい目が注がれる中居に対して、かつてSMAPで苦楽をともにした木村拓哉は、被災地支援で評価を高めつつあるという。2025年1月1日の明石家さんまと木村の正月特別番組『さんタク』(フジテレビ系)でのことだ。
「さんまさんと木村さんが、石川県の能登を訪れ、復旧・復興に向けて取り組む被災地の人を手伝う企画が放送されました。地元の農家や漁港を訪れ、地元の食材で料理を作ったり、2人で炊き出しをおこなったり、被災地の人に寄り添う木村さんの姿がSNSでも好評でした。
木村さんは私生活でも目立ったトラブルがなく、被災地支援でも評価され、中居さんと明暗が分かれつつあるようです」(前出・芸能記者)
長年、被災地支援で多くの人に支持されてきた中居だが、自らの問題で輝かしい功績が消えかねない。