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橋本環奈、新作映画が公開直後に「失速」の予感…“低視聴率の女王” からの失地回復なるか

新作映画の数字が振るわない橋本環奈
9月4日、女優の橋本環奈が主演を務める映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』が公開された。物語は深夜0時に始まり、バラバラになった体を見つけ出すまで同じ日を繰り返すという内容で、2022年に公開された『カラダ探し』の続編となる。
公開3日間(9月5~7日)で観客動員数11万7391人、興行収入1億4783万7740円を記録し、週末公開の新作映画として観客動員数第1位となったことが報じられた。しかし、口コミでは厳しい評価が相次ぎ、早くも苦戦が指摘されている。
「1位になったのは、同日公開の大きな競合作品がなかったことも背景にあります。広瀬すずさんと二階堂ふみさんが出演する映画『遠い山なみの光』は文芸的な作品で、娯楽性のある映画とは性質が異なります。映画館での上映回数も異なるため、『カラダ探し』続編が1位という結果は当然でしょう。
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たとえば、8月末に公開された『8番出口』は公開3日間での観客動員数が67万1840人、興行収入は9億5391万円を超えています。その数字には『カラダ探し』続編は遠く及びません」(映画誌ライター)
Xでは、映画を見た観客の不満が相次いでいる。
《ホラーというより青春謎解きアドベンチャーみたいな感じで怖くない》
《自分以外に誰も居なくて1人で鑑賞(笑)》
《見て怯えてる人も皆無で、ポップコーン食べてる音の方が気になったくらい》
週末の興行収入は前作比約8割にとどまり、公開直後ながら失速傾向が指摘されている。
「橋本さんは、現在、映画やドラマに引っ張りだこの存在です。朝ドラ『おむすび』(NHK)では栄養士のヒロインを演じ、『天久鷹央の推理カルテ』(テレビ朝日系)では突拍子もない天才医師役で主演を務めました。
しかし、いずれも数字は振るわず、『おむすび』は朝ドラ史上最低の視聴率13.1%を記録、『天久鷹央の推理カルテ』も5.8%にとどまりました(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯平均)」(放送作家)
前出の放送作家はこう指摘する。
「橋本さんは福岡のローカルアイドル時代、“1000年に1人の逸材” として注目を集め、瞬く間に国民的女優に成長しました。しかし、昨年10月に報じられたスタッフへのパワハラ疑惑や中川大志さんとの熱愛報道が、イメージに悪影響を及ぼした可能性は否定できません。テレビで見るキャラとのギャップに失望したファンが離れ、結果として低い数字につながったのではないでしょうか」
続けて、今後についてこう語る。
「作品選びや演技力そのものには一定の評価があるだけに、今後は失地回復をどう図るかが注目されます。国民的女優と呼ばれる立場を維持できるのか、それとも “低視聴率女王” のレッテルを貼られたまま尻すぼみになってしまうのか、橋本さんにとって正念場を迎えていると思います」(同)
いまこそ、真の実力を見せてほしいところだ。