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松たか子&阿部サダヲ“夫婦さながら”息ぴったり姿!『しあわせな結婚』好調を支えた“ポッドキャスト”

松たか子(右)と阿部サダヲ
《ご視聴ありがとうございました どんな秘密があっても、愛し続けることを誓います》
9月11日に最終回を迎えた木曜ドラマ『しあわせな結婚』(テレビ朝日系)。番組公式Xでは、阿部サダヲと松たか子のウエディング写真とともに感謝を述べている。
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「このドラマは、テレビでコメンテーターも務める売れっ子弁護士・原田幸太郎を阿部さんが、彼と電撃結婚するミステリアスな女性・ネルラを松さんが演じました。50年間、かたくなに貫いてきた独身主義をあっさり捨てた幸太郎が、愛する妻に降りかかる殺人の疑惑を知っても、そのまま愛し続けることができるのか、という、夫婦の愛を問うマリッジ・サスペンスです。
2人が夫婦役を演じるのはこれで3度めです。松さんにとっては難解な役だと思いますが、阿部さんと阿吽の呼吸で、セリフをやり取りしていました。阿部さんは“座長”として、後輩俳優とも積極的にコミュニケーションを取っていて、共演者の杉野遥亮(ようすけ)さんや板垣李光人(りひと)さんとラインを交換していました。
脚本を務めたのは、大河ドラマ『光る君へ』を書いた大石静さん。最終話のクライマックスで、離婚したネルラに幸太郎がもう一度、愛を誓うシーンが撮影の最終日だったのですが、その日は大石さんも撮影現場に来ていて、さすがに2人も緊張していました」(制作会社関係者)
ドラマ内で愛を貫いた阿部と松だが、本誌は東京・六本木で“夫婦さながら”の2人の様子をキャッチしている。8月14日、六本木ヒルズアリーナでは、ドラマのポッドキャスト公開収録がおこなわれていた。約1000人のファンが駆けつけた会場には、阿部と松に加えて杉野と板垣、そして同局の弘中綾香アナウンサーが登壇していた。
「阿部さんは公開収録を後々、振り返り、想像よりも観客が多かったことや、時間配分が難しかったことを踏まえて0点だったと反省していますが、松さんとは安定した雰囲気を見せていました。
同ドラマの最終話の世帯平均視聴率は8.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)でした。全話2桁に届かなかったものの、夏ドラマのなかでは高水準といえるでしょう。同じ週の別のドラマでは、福原遥さん主演の月9『明日はもっと、いい日になる』(フジテレビ系)は世帯平均視聴率5.2%、木村文乃さんとSnowMan・ラウールさんの年の差恋愛を描いた『愛の、がっこう。』(同)は4.8%と、最終回を前に苦戦を強いられています。
そんななか、『しあわせな結婚』が結果を残せたのは、松さんと阿部さんという実力派俳優が、10年ぶりに夫婦役として共演することで、話題性があったからでしょう。また、ポッドキャストとの連動企画もあり、ドラマ本編以外でのファンとの接点を増やせました。Spotify急上昇ポッドキャストランキング第1位を記録したこともあり、ドラマを見ていなかったファンも、出演者のコメントや作品の裏側を知ることで、興味がそそられたのではないでしょうか」(芸能記者)
11月からは舞台『雨の傍聴席、おんなは裸足…』で“離婚調停中”の夫婦を演じる予定の松と阿部。次はどんな演技を見せるのか目が離せない。