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『あんぱん』、ラスト2週も“出番激減”のキャラクターに「不憫」「もう一度出してあげて」視聴者から嘆き…再登場ラッシュで疑われた冷遇

今田美桜
今田美桜が主演を務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』が、残り2週となり、注目度が高まっている。ラストが迫り、懐かしいキャラクターも登場する一方、“冷遇”が心配される人物もいるようだ。
国民的アニメ『それいけ! アンパンマン』の原作者のやなせたかし氏と妻の暢(のぶ)さんをモデルにした同作は、かつて幼なじみだった2人が夫婦になり、あらゆる困難を乗り越えながら、人気作にたどり着くまでを描く物語。主人公・朝田のぶ役を今田が、彼女の夫の柳井嵩役を北村匠海が演じる。
9月15日の週では、嵩たちが「怪傑アンパンマン」のミュージカル制作にかかわる様子が描かれているが、懐かしいキャラクターの登場が続いている。
「嵩の友人だったものの戦場で亡くなった田川岩男の息子・和明が登場。濱尾ノリタカさんが一人二役を演じ、SNSで話題になりました。17日には、阿部サダヲさん演じる“ヤムおんちゃん”こと草吉が登場する場面もあり、これまでのストーリーに登場するキャラクターの再登場が続いています」(芸能記者)
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物語への期待が高まる視聴者も多いことだろう。しかし、終盤に差しかかるにつれて、Xでは
《高知の千代子さんはお元気なんかな?》
《もしかして、千代子はもう亡くなってるの?》
《千代子さんが不憫でならない》
《千代子さん!! もう一度本編に出してあげて~》
など、戸田菜穂演じる柳井千代子の不在を嘆く声が聞かれているのだ。千代子は、嵩の伯母で物語序盤から登場しているが、視聴者が動向を心配するのには、理由がある。
「嵩には、実の母親・登美子(松嶋菜々子)がいますが、彼女は幼少期に嵩を千代子に預けて、家を出て別の男性と再婚したため、千代子が嵩を育ててきたのです。8月下旬には、嵩が“2人の母親”に向けて書きあげた『やさしいライオン』が、ラジオドラマで読みあげられ、千代子が涙を流すシーンがありました。しかし、その後、千代子に関する近況はほとんど触れられず、物語にも登場しなくなってしまいました。終盤以降も、ドラマの相関図には記載されているものの、出番がないため、冷遇されているように感じる人もいるのでしょう」(同)
千代子の不在が同情されるのは、作中での境遇も関係しているようだ。
「実の母である登美子は、幼少期に別れた嵩と8年間連絡を取らなかったにもかかわらず、突然柳井家に出戻りしたり、息子の価値観を否定する発言をするなど、“トラブルメーカー”として描かれています。一方、千代子は、厳しさと優しさを持ち合わせた性格で、自分の家族のように嵩と接し、彼の進路にも理解を示し、いわば柳井嵩という偉人を育てあげた功労者でもあります。懐かしいキャラクターが登場するなかでも、千代子の近況すら不明な状況が続き、やきもきする人もいるのだと思われます」(同)
最終回まで残りわずか。お茶の間が“たまるかー”と感動するラストになることを期待したい。