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【世界陸上】「邪魔すんな」視聴者から反感 感動のフィナーレに突如登場したお笑いコンビに違和感の指摘が殺到

『世界陸上』は織田裕二の代名詞の一つだ
9月13日から21日まで9日間にわたって国立競技場で開催された「東京2025世界陸上」。9日間の観客動員数は61万人を超え、最終日の放送(TBS系)の世帯平均視聴率は19.1%(瞬間最高視聴率31.7%)と、34年ぶりの東京開催となった同大会は大成功に終わった。
しかし、番組のフィナーレで登場したお笑いコンビに、X上では違和感を指摘するユーザーが相次いでいる。
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「閉幕後は『スターアスリート感謝祭』として、9日間の激闘を振り返る企画がおこなわれ、男子35キロ競歩で銅メダルを獲得した勝木隼人選手、女子マラソンで日本人最高となる7位入賞を果たした小林香菜選手、男子400メートルで同種目日本勢最高の6位入賞を果たした中島佑気ジョセフ選手など、今大会で活躍した日本人選手たちがスタジオに生出演しました。
スタジオで彼らを迎えたのは、3年ぶりにスペシャルアンバサダーをつとめた織田裕二さん、アンバサダーの今田美桜さん、応援サポーターのKさん(「&TEAM」)と、大会中の番組を盛り上げてきた3人でしたが、彼らに代わってなぜかMCをつとめたのが、これまで1度も出演のなかった『バナナマン』の設楽統さん、日村勇紀さんだったのです」(スポーツ紙記者)
最終日の振り返り企画だけ、唐突にMCとして出てきたバナナマンに、X上では、
《世界陸上の最後の振り返りにバナナマンは要らないよ。陸上に関係のない芸人を呼ぶなよ。TBSはおかしい》
《TBSは世界陸上をわかってないなぁ バナナマンとかいらんのよ 織田裕二とアスリートのかけあいだけでいいのよ なんでこういう演出するかなぁ》
《世界陸上にバナナマンはいらない。突然やってきて、仕切り始めて、わけのわからないこと言って。誰も求めてないし、いい迷惑。一気に熱も冷めたし、最悪》
など、ブーイングの嵐となっている。バナナマンへの反発がここまで多いのはなぜなのか?
「やはり織田裕二さんの存在と、改めての卒業宣言が大きかったと思いますね。今大会は、1997年から2022年まで25年間、番組のメインキャスターを担当し、2022年でキャスターを卒業した織田裕二さんが、3年ぶりに番組に復帰。『世界陸上にはやっぱり織田裕二が欠かせない』と、織田さんの世陸に対する熱量や知識量を再評価する声が多くあがっていました。
織田さんは、サニブラウン・ハキーム選手を筆頭に選手たちからも慕われていましたが、『これで本当に卒業します』と今大会での卒業を宣言していることもあって、織田さんの卒業を惜しむ空気も強くなっていました。日本において世界陸上の人気をここまで押し上げた立役者ですし、番組の歴史をつくってきた功労者だけに、最後は織田さんたちだけで締めてほしかったと思う人が多かったようですね。たとえばMC役はアナウンサーだけを配置して、“硬派” な構成にしてもよかったのではないでしょうか」(芸能ジャーナリスト)
これではせっかく番組を盛り上げようとしたバナナマンにも気の毒だ。