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中国取材の人気旅行YouTuber、約3カ月の沈黙後に謎の投稿「大丈夫じゃなさそう」「現在地が中国のまま」指摘相次ぐ

ウイグル自治区を訪れたBappa Shota(写真・本人のYouTubeより)
旅行系YouTuberが、約3カ月の沈黙を経て発した“謎動画”が波紋を呼んでいる。
9月20日、チャンネル登録者数135万人を誇る人気YouTuberのBappa Shotaが「中国を旅した後に動画投稿が止まった件について…」と題する動画をアップした。
「Bappa Shotaさんはこれまで世界を旅する動画をアップしてきた大人気YouTuberです。いわゆる人気の観光地ではなくタリバンが支配するアフガニスタンなど、普通の旅行者では行けないスポットを訪れ、動画を通じて世界の“裏側”を知ることができると好評でした。最近では中国を訪れたShotaさん。6月28日に『中国ウイグル自治区と強制収容所の実態がとんでもなかった』と題した動画をアップしたものの更新がストップしており、視聴者は心配していました」(スポーツ紙記者)
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Bappa Shotaが公開した最新の動画は、室内で撮影が行われており《ご心配かけて申し訳ないです。現在は日本に帰国しておりまして無事に旅を続けております》と報告。旅を続けながらひたすら動画をアップし続ける慌ただしい生活を送る中で《僕って誰なんだろう》と疑問が生じ、モチベーションがなくなったと話していた。しかし、どこかぎこちない様子の話し方に、コメント欄では憂慮の声が相次いでいる。
《大丈夫じゃなそうなのだけ伝わってきた》
《彼が本当に自由なのであれば、日本の街中で撮影するなど、無事であることをもっと明確に伝えられる動画にすると思う少なくとも彼が自由の身では無い事は明白》
《右目の周りのアザが消えきってないのといい、言ってる内容といい 観てて心配な気持ちが全く薄れない》
さらに、実業家のひろゆきこと西村博之も21日のXで、
《中国政府のことに全く触れず、コメント欄は納得出来ない人達で大騒ぎ。日本に帰国してると言って、室内で撮影してるものの、内開きのドアは、日本では珍しいよね。。?》
と疑問を呈している。
こうした声が並ぶ理由を中国に詳しい旅行ライターが語る。
「中国では至るところに、当局による監視カメラが設置されています。Bappa Shotaさんが最後に訪れたウイグル自治区ではその数がさらに増えます。撮影機材を持ちながら外国人が街中を歩いていればとても目立つでしょう。動画には現地の人へのインタビューのほか、中国政府に批判的な内容も含まれていました。動画は中国出国前にアップされたと見られているので、それがきっかけで拘束されたのではないかと危惧する人が続出しているのです。
X上では《動画の語り口もShotaさんらしくないインスタの位置情報もChinaのまま》といった指摘も見られます。このところ動画更新が滞っていた理由が本人の“モチベだけ”ならいいですが……。実際、ウイグル自治区の問題はこれまで度々欧米諸国が批判してきており、中国政府にとっては極めてセンシティブなポイントです。はたしてShotaさんが“踏み込み過ぎた”のかどうか疑問が残ります」
とにもかくにも本人の無事を祈りたい。