食べすぎで…アイドルが「ブートキャンプ」で強制ダイエット

　埼玉県・秩父の山奥で4人のアイドル達がエアガンを片手に駆け抜ける。匍匐（ほふく）前進の訓練では、草が生い茂る斜面を這いずり回り、ときおり目の前の虫に悲鳴を上げてしまう。

　本誌記者が、2017年にデビューした新人アイドルグループ「LovRAVE」のダイエットブートキャンプに密着した。「LovRAVE」のメンバーはREONA（19）、AYANO（19）、NANAMI（20）、KASUMI（19）の4人だ。

【関連記事：指原莉乃アイドルのガチオタ時代】

　本誌が密着したのはブートキャンプ3日め。6時半に起床した彼女たちは、8時半から朝礼と体操をこなし、9時からは戦地で身を守るための「たこ壺」を作るため、穴掘り作業開始。

　その後、斜面で匍匐前進をはじめとする戦闘訓練をおこない、午後には新曲のダンスレッスンを4時間こなすハードなスケジュール。こんな生活を連日続ければ、自然と体重は減るに違いない。

　関西出身の彼女達は高校の同級生で、現在は東京で寮生活をしている。そもそもなぜ軍事訓練を受けることになってしまったのか？

　REONAがこう説明する。

「事務所から『半年でメンバー全員あわせて15キロ減量する』という課題を出されて。それが達成されればご褒美として、韓国でレベルの高いダンスと歌のレッスンを受けられるはずだったんですが……達成できず、こんな感じに」

　ダイエットに失敗したメンバーたちは「半年という期間が長すぎて油断した」「運動もしたし、脂肪燃焼スープも飲んだけどなぜか痩せなかった」と口にするが、マネージャーは「単にサボっただけ」と一蹴する。

　結果、事務所は「メンバーの態度を矯正し、精神も一緒に鍛えるしかない」と判断。今回のブートキャンプ参加に繫がったという。

　合宿中は、コンビニもないキャンプ場に隔離され、食事も炭水化物や動物性タンパク質を排除。昼食は厳しい訓練にも関わらず、野菜とわかめスープに豆腐、ヨーグルトと徹底されていた。

　トレーニングの合間、ダイエットにちなみ、メンバーそれぞれに “食べ過ぎ” の後悔エピソードを聞いてみた。

『REONA』

REONA「10円カルパス（ドライソーセージ）の50個入りの駄菓子が箱で売ってるんですが、あれがめちゃくちゃ好き。テレビやYouTubeを見ながら食べるとゴミが山盛りになってて。最近は2日で食べ終わったのがショックでした」

『NANAMI』

NANAMI「わたしはチョコが好き。最近はミルクはあきらめてビターにしてます……。あと、コンビニで売ってるカフェラテ、コーヒーを飲む。後悔するのは、ご飯をめっちゃおかわりしたとき。スイッチが入ったとき、お昼にうどんと天ぷらセットを食べて、もう一回同じセットを食べた」

『AYANO』

AYANO「ポップコーン1袋と、グミとチョコミントアイスを一気に食べたとき」

『KASUMI』

KASUMI「カシューナッツとコーヒーがめっちゃ好きで、やめられない。あと、小腹が空いて寮長さんの作ったお弁当のおかずのポテトサラダを山盛り食べてしまった」

　今回の合宿では、1人あたり2キロ減を目標に掲げている彼女たち。8月1日には新曲を発表する予定だが、その場でキレイに絞った姿をファンに披露できるかどうか。

●らぶれいぶ

れおな
1998年6月24日生まれ　T156　趣味・YouTube鑑賞。特技・早口言葉。Twitter（@REONA_LovRAVE）

あやの
1998年11月14日生まれ　T153　趣味・ふわふわ集め。特技・アイドル鑑賞。Twitter（@AYANO_LovRAVE）

ななみ
1998年6月11日生まれ　T155　趣味・水泳。特技・友達作り。Twitter（@NANAMI_LovRAVE）

かすみ
1998年10月4日生まれ　T160　趣味・音楽鑑賞。特技・人間観察。Twitter（@KASUMI_LovRAVE）