ロッチが語る関根勤「芸能界のコケ」という言葉をお守りに

　身近な後輩が「日本一慕われる芸人」と証言する、関根勤（64）。お笑いコンビ・ロッチの2人が、そんな関根の魅力を語る！

コカドケンタロウ「ロッチを組む前の大阪時代、仲間7、8人で集まって、関根さんのビデオを何度も観て爆笑してたなぁ」

中岡創一「『カマキリ伝説』ね。関根さんがジャイアント馬場さんのものまねしながら、裸の女性のおっぱいにチョップして、おっぱいが揺れて、『おぉ』ってなるのがめちゃめちゃおもろかった」

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コカド「ものまねにもう一個乗せて、おもしろいことをするっていう」 

中岡「ビデオを観てあんなに笑ったのは関根さんくらい。腹抱えて笑ったよね」

コカド「テレビに出始めたばかりのころ、関根さんが『ロッチいいねー。おもしろいねー』って言ってくれて。お客さんは、『関根さんが言うからおもしろいんかな』って思ってくれるようになった気がする」

中岡「俺らの単独ライブのDVDを見返したとき、びっくりするくらい関根さんの笑い声だけが響いてることがあって……」

コカド「あるある。見返すとわかる」 

中岡「会うと必ず褒めてもらえるけど、一回だけ、衣装を褒められた（笑）」 

コカド「俺は『あのなんとかって番組。（娘の）麻里がおもしろいって言ってたよ』とか（笑）」

中岡「『ロッチは芸能界でコケみたいにこびりついて生きていきそうだね』って言ってもらったことがあった」

コカド「その『コケのように』という言葉は、ずっと俺らのお守りみたいな感じ」 

中岡「『いいコケになったな』って言われるようにならんとね」

ろっち（コカドケンタロウ、中岡創一）
2005年結成。『PON！』（日本テレビ系）、『世界の果てまでイッテQ！』（日本テレビ系・中岡）ほかにレギュラー出演中。7月には単独ライブ2018『ロ・ロ・ロッチ』（本多劇場）を開催した。

（週刊FLASH　2018年8月7日号）