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内田裕也「都知事選出馬」決めたらオノ・ヨーコからバカ扱い

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.08.20 16:00 最終更新日:2018.08.20 16:00

内田裕也「都知事選出馬」決めたらオノ・ヨーコからバカ扱い

 

 ロックンローラー内田裕也が8月5日放送の『ザ・ノンフィクション「転がる魂」』で秘話を明かした。

 

 1991年に都知事選に出馬した内田。その理由は「ジョン(・レノン)と(オノ・)ヨーコの影響が大きい」と告白。親交のあったオノ・ヨーコに出馬を伝えたところ、「あら、バカね」と言われたと明かし、「憎たらしいよな」と話す。

 

 

 当時掲げた公約は「早急に新東京住宅プロジェクトを作る」「ハイウェイをW構造にする」などに加え、欠点として「家庭生活に向かず別居中ガールフレンドとの交際を始め妻子やGFの御両親に多大なMEIWAKUをかける!」といったものもあり、残念ながら落選。だが、5万票以上獲得し、「俺の人生に大きな影響を与えてくれた」と振り返った。

 

 そんな内田にビートたけしは「自分の中にロックのかっこよさを持っていて、それに合わないと怒る。一緒に寿司屋に行って、(店の)大将から『ロックなんて知らねえ』と言われて、『表に出ろ』と喧嘩になった」と回想。

 

 内田は映画『魚からダイオキシン!!』『十階のモスキート』などで出演・脚本も担当した。たけしは映画で共演しており、「ああいうタイトルの付け方がすごい! パーツパーツですごいシーンがある。やっぱロッカーの感覚はすごい」と敬意を表した。

 

 また、秋元康は「裕也さんはアドリブの方。計算をしない」と語る。

 

 2014年に内田裕也feat.指原莉乃名義でシングル『シェキナベイベー』をリリースしているが、そのプロデュースを担当した秋元は「裕也さんと指原の架空のバンドがあって、ツアーの楽屋に借金取りが来たり、指原のヒモが来たり……という世界観。そうしたら、それと関係なく、(MV撮影で)『オートバイとサイドカーが欲しい』といきなり言われて、大変だった」と内田の作品作りへの執念を絶賛した。

 

 内田とは長年、別居を続けている妻・樹木希林は「気が合うときは本当に笑い転げる。でも、合わないときはすさまじい!」と特別な絆の夫婦関係を振り返っていた。

 

 日本のロックシーンをけん引し、年末には『ニューイヤーズワールドロックフェスティバル』を開催する内田。清濁併せ呑み、毀誉褒貶さまざまあれど、彼の生き様こそ “ロック” だ。

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