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さんま「『幸せ』という言葉を早く日本の辞書から消さないと」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.08.28 16:00 最終更新日:2018.08.28 16:00
明石家さんまが8月19日放送の『木村拓哉 FLOW』(TOKYO FM)で木村拓哉と対談して、「幸せ」について持論を述べた。
「『幸せ』っていう言葉を、早く日本の辞書から消さなきゃいけないねん。『幸せ』『不幸』って勝手に人間が作った言葉やから。
幸せにつまづく人とか、幸せに向かって失敗する人ってけっこう多いねんな。そこをなくしてあげたほうが、人は楽に生きれんねん。
あと『努力』とかな。『努力』も早く辞書から消さなきゃアカン。逃げ言葉に使ったりもするし」
さんまの言葉の行間を読むと「幸せ」を目指すのではなく、ありのままの自然体の大切さを訴えている様子。さらに、さんまは「何かを一生懸命やると、夢がかなう」と言い切ることも疑問視。
「『かなうかもしれない』ぐらいが、いいんじゃないかって。一生懸命頑張って、夢かなわない人のほうが、めちゃくちゃ多いわけやから」
過去にも「夢がかなう」という言葉に独自の見解を示していたさんま。2016年4月2日放送の『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)では、こう話していた。
「知り合いから『夢をかなえた人からのメッセージ、書いてもらえますかね?』って来たけど、『夢なんてかなった人なんかいないと思うぞ』って。夢は、かなわないもんやから面白いねん。それで、大きな夢を持たなアカンねん。小さい夢は、見失ってしまうからね。夢ってかなわないから夢ってこと」
長年お笑い界のトップに君臨しながら、自分が夢をかなえたと思っていない様子のさんま。大ベテランながら若手が出るテレビ番組を見て、『ONE PIECE』などの漫画、アニメの情報も収集していることで知られる。
そうした陰の努力を欠かさないからこそ、さんまは「お笑い怪獣」でいることが可能なのだ。