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「新日本プロレス」実況アナが語る「中邑真輔」のレスラー魂

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.09.22 20:00 最終更新日:2018.09.25 18:37

「新日本プロレス」実況アナが語る「中邑真輔」のレスラー魂

 

 2000年代の低迷期を乗り越えて、2018年7月期の売上高が団体創設以来、最高の売り上げとなることが発表された新日本プロレス

 

 いい時代も悪い時代も、その新日本プロレスの試合を放映してきたのが、『ワールドプロレスリング』(テレビ朝日)。同番組で、現在、メイン実況を務めるのが野上慎平アナ(34)だ。

 

 

「僕がワールドプロレスリングの実況に就任したのは、テレ朝入社1年めの2007年。まだギリギリ、辻よしなりさんがいらしたころですね。学生時代から棚橋選手や永田選手の存在こそ知ってましたが、就任当時は、プロレスが好きでもなければ、詳しくもありませんでした」

 

 そんな彼が、一躍ファンにその存在を認識されるようになったのは、飯塚高史選手が野上アナのいる実況席に襲撃にくるという抗争(?)が勃発してからだ。

 

「みなさんは笑ってネタにしますけど、襲われるほうはめちゃくちゃ怖いし、どう反応すれば正解かもわからない。当時は本当に嫌でした(苦笑)。

 

 あの抗争がキッカケで声をかけてくださるファンが増えたのは事実ですが、ここ1、2年で新日本のファンになられた方は、僕が飯塚選手に襲撃されていた過去を知らない方も多いみたいですね」

 

 ある時期まで毎度のように襲われていた野上アナを見かねて、救出に入ったのが永田裕志だった。その後、2人には交流が生まれた。

 

 野上アナの別名として知られる「野上 “ジャスティス” 慎平」は、「青義軍」を率いる永田のニックネーム「ブルージャスティス」から名付けられたものだ。

 

「永田選手に救出されたとき、当時、永田選手の弟子だったキング・ファレ(現バッドラック・ファレ)選手が、僕に『青義軍』のTシャツを着せてくれて、僕も青義軍の一員になったんです。

 

 その後、永田選手との特訓シーンをワールドプロレスリングで放送されたこともありました。青義軍のほかのメンバーは、ファレを筆頭に脱退や引退をしてしまい、スーパー・ストロング・マシンさんまで引退してしまった……。

 

 だけど『青義軍』は、いまも僕と永田さんだけで続いているんです」

 

 なんともしびれるセリフではないか。

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