元NMB48 市川美織が芸人にダメ出し「眼圧がすごくて内容が…」

　10月24日、「フレッシュレモンになりたいのー」でおなじみ、元NMB48の市川美織（24）が主催する第一回お笑い番組の収録が、下北沢にある小劇場で行われた。

お笑いライブを開催することが夢だったという市川。小さい頃から『エンタの神様』や『爆笑オンエアバトル』などを観て育ち、休みがあればさまざまな劇場に足を運んでは、若手芸人をチェックするという大のお笑い好き。

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　今回の企画は、「ライブシーンで活躍する面白い芸人」を呼び、ファンと一緒にネタを鑑賞。感想を言い合い、これからブレイクする芸人を発掘しようというもの。市川は、ゴッホ向井ブルーとともにMCを行っただけでなく、チケットもぎり、前説、マイク出し、がなり、BGMまですべてを担当した。

　前説では、客いじりや笑う練習など市川ならではの手法で次々に笑いを取り、しっかりと客席を温め、ついにライブがスタート。まんじゅう大帝国、エールタワー、マカロン、スタンダップコーギーといった今後ブレイク必至な4組がネタを披露した。

　会場が爆笑の渦に包まれるなか、市川は客席側に座り、メモを取りながら真剣にネタを鑑賞。

「眼圧がすごくて内容が入ってこない」「身だしなみをしっかりしてほしい」「ただうるさいだけで疲れる。テレビに出たいなら制御することも必要」などと、一組ごとに、上沼恵美子ばりの愛と棘のある言葉を送り、ネタ以上に会場を沸かせた。

　また、「GAG宮戸さんやレインボー池田さんに続く新たな女性キャラが現れた」「設定を逆手に取った手法は見事」「一人三四郎」などとお笑い好きならではの視点からアドバイスを送り、芸人たちを感心させる場面も。

「まだまだお笑いの世界は広いなって思いました。よくあるテーマでも、芸人さんによって視点や表現が違っていて興味深かったです。次は、私がお題を出して出演芸人の皆さんにそれぞれの切り口でコントや漫才を披露してもらうなんてのも面白そう。

　みなさん面白かったですが、1組あげるとするならまんじゅう大帝国さん。ゆったりとしたなかに、クスッと笑えるポイントがいくつもあって面白かったです。

　観ていてすんなり入ってくるというか、設定もわかりやすくて、バカな私でも理解できるような笑いが好きなんです（笑）。

　最近は、ネルソンズさんや四千頭身さんなどのトリオ芸人さんにハマっているので、次はぜひ呼んでみたいです」

　ライブ中、「自分がネタを披露することはない。あくまで見る側でありたい」と語っていた市川。しかし、この日、誰よりも笑いを取っていたのは紛れもなく市川美織だった。次はネタに挑戦している彼女の姿を観たい。