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紅白の総合司会に決定「内村光良」ダメなものを曖昧にはせず
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.12 20:00 最終更新日:2018.11.12 20:00
11月9日、NHKは『第69回NHK紅白歌合戦』の総合司会を内村光良が2年連続で務めることを発表した。紅組は広瀬すず、白組は櫻井翔が担当する。
2017年、初の総合司会では、欅坂46の『不協和音』でダンスコラボするとき、よろめいたセンターの平手友梨奈に「大丈夫?」と気遣う様子が見られた。このときは、SNS上で「ウッチャン、いい人すぎて感動した」「欅坂とウッチャンコラボのやつ、ウッチャンが大丈夫?って聞いてるの見て泣きそうめっちゃ優しいやん」など絶賛の嵐を呼んだ。
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言うまでもなく、紅白の総合司会は責任重大だ。ハプニングが起きても動じない心の強さや、場を和ませたり引き締しめたりする瞬時の判断が必要になる。
内村は、『サンデー毎日』(2016年10月2日号)で、自身の司会のやり方についてこう語っている。
「収録中に気になることがあっても、その場では言わない。終わってからまとめて演出の方に伝えるようにしています。フロアディレクターの声をもう少し小さくしてほしいとか、あそこの段取りがよくなかったので次回はちゃんとしましょうとか。
声を荒らげることはないですが、良くないものは良くない、できないことはできないとはっきり言います。本番で和やかにやることと、ダメなものを曖昧にすることは違いますからね」
また、『AERA』(2016年4月25日号)では、「司会業が得意だとは思ってない。演じて笑いをとるのがいちばん好き」と語り、「司会者というキャラクターを演じているのかも」と自身を分析している。数々の人気キャラクターを自ら作り、演じてきただけに、根は「コント師」なのだ。
2年連続の総合司会就任にあたり、内村はこんなコメントを出している。
《今年は何回早着替えをするのか楽しみです。そして、私を再び推薦して下さったNHKゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・マーベラス・ディレクターの三津谷寛治氏に感謝します》
三津谷寛治氏とは、NHKのコント番組『LIFE!』から生まれた内村のキャラだ。まさに「コント師」ならではコメントである。平成最後の紅白も、内村のおかげで成功間違いなしだろう。