11月27日放送のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(TBS系)で、爆笑問題の太田光が、萩本欽一に対する印象を語った。
10月9日に亡くなった大手芸能プロダクション「浅井企画」社長・浅井良二氏のお別れ会に出席した太田。
入口には所属タレントの萩本欽一が立っていて、恐縮しながら挨拶する太田に「来てくれたの〜」と優しく対応。その優しさに感激した太田だが、自身は大のビートたけしファン。
「たけしさんがツービートで出てきたとき……漫才ブームでバーと出てきたときね、たけしさん、ずーと欽ちゃんの悪口を言ってた」
スタイルの違う2人だが、こうした発言に太田は歯がゆい思いをしていた。
「俺は、欽ちゃんも好きだったから。たけしさんが欽ちゃんの悪口を言うのは、すごく心が傷んだ。結局、たけしに切り替えていくんだけどね。欽ちゃん、偽善だと思ったから」
太田は24時間テレビに出演していた萩本を偽善者だと思い、たけしに傾倒していくことになるが、太田の考えは変わる。
「あとあと、結局そうじゃなかった。欽ちゃんは残酷だってことに、俺の中で結論がね。たけしさんの方がヒューマニズムになるんだけど」
萩本の印象が、「偽善」から「残酷」に変わったという太田。お別れ会で舞台に立った太田は、そんな萩本に対してある行動に出る。
「欽ちゃんが舞台袖で見てんだよ、ニコニコしながら。それで、『欽ちゃん、(舞台に)出てきてくださいよ』って言って」
太田の無茶振りに対しても萩本は優しかった。舞台に出てきて「ビックリしたよ。うちの会長がね、こんなに顔が広いってね。爆笑問題が来てくれるって思わなかったよ」と話したという。
優しい萩本に対して、なんとか笑いをとりたい太田は、こんな言葉で返した。
「俺が『何言ってんだか、さっぱりわかんねぇよ』って言ったら、ドカーンッて(笑)」
素人をいじるかのように大先輩をいじるのは、さすがにやりすぎだろう。