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南海キャンディーズ山里、しずちゃんに嫉妬した過去を初懺悔
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.12.17 11:00 最終更新日:2018.12.17 11:00
南海キャンディーズの山里亮太が、12月14日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)で、相方・しずちゃんへの懺悔と感謝を明かした。
結成1年半で『M-1グランプリ2004』で準優勝を果たした2人。だが、しずちゃんは映画『フラガール』で第30回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。山里は「じゃない方芸人」となり、嫉妬のあまり、番組の台本を事前にチェックして、しずちゃんのトークだけ削るなど、嫌がらせを行ったと告白。
そんな攻撃に、しずちゃんは2009年、コンビでの共演NGを宣言。だが山里は『スッキリ』(日本テレビ系)の「天の声」などソロ仕事で次第に認められて、相方の足を引っ張るよりも「自分が成長することにエネルギーを使おう」と決意。
また、しずちゃんがボクシングで五輪出場を目指すなかで、山里は漫才への情熱を再認識。そうして、2人の距離が縮まり、再び『M-1』に出場する。山里は「生まれて初めて漫才が楽しかった」と振り返った。
危機を乗り越えたからこその強固な絆を手に入れ、「コンビ組んで15年、一度も言ってない言葉があるんです」と、しずちゃんに「今までごめんなさい」と初めての懺悔。
「僕のことを斬り捨てるタイミングはどこでもあったんです。ほかの先輩からも『解散したほうがいいんじゃないか』とか(言われた)。
しずちゃんが新喜劇から誘われてるのも知ってた。でもそれを(しずちゃんが)断り続けた理由に『私は山ちゃんに拾ってもらったんで、私から解散することはありません』とずっと言ってくれていた。それに甘えて悪業三昧で、しずちゃんを攻撃し続けることで自分が頑張ってる錯覚起こして……。
自分が調子いいときは調子いいときで、しずちゃんをないがしろにして……。最後まで漫才をできる場を用意してくれたことに感謝しています。そして本当にありがとうございました」
また、山里はコンビの不仲によって自信をなくし、2006年、芸人を辞めることをいったん決意したという。マネジャーと、世話になった先輩である千鳥の大悟に報告した。だが、大悟は「前、頼んでいたトークライブは出てくれ。後は好きにしたら」と軽く言ったという。
そのライブでは、大悟が山里のエピソードを次々に話して、山里は「全部のオチが僕で、一言言えばドカーンって笑いが来る」と懐古。大悟は「これでもお笑い、辞めるんか?」と問いかけるが、山里は自分の言葉で客が笑ってくれることで、徐々に自信を取り戻していったという。
そうした経験を教訓として、山里は「嫉妬で自分を見失うな! 新たな自分を生むチャンスだと思え!」とまとめていた。
山里の4月13日のインスタグラムには、「夢の国からの帰り道、現実に出会いました」と東京ディズニーリゾート周辺のイクスピアリで、しずちゃんと出くわした写真を公開。しずちゃんの笑顔が印象的な1枚となっている。
毎日仕事で会うからこそ、相手の欠点も見えてしまうコンビ。だが、腹を割って本心を語り合えれば、背中を預けられる相棒になれるというもの。結成15年を経て、すべてをさらけ出した南海キャンディーズの今後の活躍に期待したい。