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坂上忍からみのもんたまで「大物司会者」の姿勢に背筋がピン
いわゆる「国民的スター」といわれる大物タレントたちは、舞台裏でもまわりが感激するような言葉を残していた。後輩、付き人、番組スタッフなど身近な人たちが、そばにいるからこそ聞けた、スターの「金言」を語る。
【坂上忍/放送作家・デーブ八坂氏】
「台本に自分で『誰にどんな質問をするのか』を真っ黒になるまで書き込むのが坂上さん。『僕は芸人さんではなく役者なので、台本がないとダメなんです』ということなんだそうです。
バラエティでも天下を取る勢いだが、『台本をしっかりこなしながら、自分を出す』ということを徹底しているのを知りました」
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【田原総一朗/放送作家・野尻靖之氏】
「あるトーク番組で田原さんは、『僕、世間話、しないんです』と語った。あれだけ交友関係が広く、インタビューの達人の田原さんが、しないとは驚きだった。
熱意が伝われば、人は心を開くのかもしれない。僕も世間話が苦手なだけに、気が楽になった」
【大竹まこと/放送作家・HT氏】
「『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送)に、『くにまるジャパン 極』(文化放送)の野村邦丸さんがゲスト出演したときのことです。
私が邦丸さんの番組で担当するコーナー『おもしろ人間国宝』を大竹さんに聞いていただいたようで、こう言ってくださいました。
『あのコーナーはあいつがやってるんだろ。あいつは俺の番組やってるときに、琴線にふれる文章を書くのが苦手だった。でも、向いていない奴が続けると、逆におもしろいことが起こるんだな~』
後日、大竹さんのところに会いに行き、『お前はバカなことだけやっておけばいいんだ』と褒め言葉をいただきました」