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桑田佳祐が語った『紅白』裏話、北島三郎に握手され晴れ晴れ

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.03.25 16:00 最終更新日:2019.03.25 16:00

桑田佳祐が語った『紅白』裏話、北島三郎に握手され晴れ晴れ

 

 サザンオールスターズ桑田佳祐が、3月20日放送の『桑田佳祐 大衆音楽史 “ひとり紅白歌合戦” 「昭和・平成そして新たな時代へ」』(NHK総合)で、昨年末放送の『NHK紅白歌合戦』の裏話を明かした。

 

 開催前日のリハーサルで、サザンと同じく特別出演した北島三郎と対面した桑田。北島から握手され「俺たちって共通点ない?」と声をかけられ、感激したという。さらにサブちゃんから「今度、サザンのショーに行っていい?」と言われ、うれしくなったという。それで「本番が晴れ晴れとした気持ちで行けた」と緊張がほぐれたという。

 

 

 本番ではサザンとして特別枠で大トリを飾り、『希望の轍』『勝手にシンドバッド』を披露した。『勝手にシンドバッド』には多くの出演者が集まり、松任谷由実とアドリブでコラボ。桑田は「ユーミンさんがチュってキスしてくれて、一回死んだんです(笑)。いいんだね? やっちゃっていいんだね?」と、ユーミンのキスからフルスロットルで会場をあおってさらに盛り上げたことを明かした。

 

 思いのままに活動しているような桑田だが、「今後、頑張れる気持ちになりました。僕らもよく悩む。『これでいいんだろうか?』とかクヨクヨするけど、頑張ればなるようになると、皆さんに思っていただいた。夢のような紅白でした」と意外な葛藤を明かつつ、平成最後の『紅白』を振り返った。

 

 同じ『紅白』でも、NHKとは関係なく、桑田はエイズ啓発のAct Against AIDSの一環としてライブ『ひとり紅白歌合戦』を過去に3回開催している。演歌、歌謡曲、ロック、J-POPなどさまざまな曲を自分流にカバーして歌ってきた。

 

 なかでも歌謡曲には思い入れがあり、「洋楽を聴くにつれて一周回るとどうしても歌謡曲にたどり着く。洋楽並みにちゃんとやってるし、歌謡曲は偉大。それを自分で表現したいと、ひとり紅白に行き着いた」と開催の経緯を明かした。

 

 歌謡曲にはドラマティックな歌詞の曲も多い。桑田は「女に会って、イタして、モメて、修羅場にあった後の様相みたいなものを書いて(いる)」と、男女の痴情のもつれを描いた歌詞に共感しているという。

 

『NHK紅白歌合戦』に、桑田はサザンオールスターズとして1979年に『いとしのエリー』で初出場して以降、1982年、1983年、特別出演で2014年、2018年と計5回出演。ソロでは2010年、2017年に特別出演した。

 

 2017年はカウントダウンコンサート中の横浜アリーナから中継で出演。総合司会の内村光良は、桑田の代表曲の一つ『白い恋人達』のMVに出演し、内村監督の映画『金メダル男』に桑田が「君への手紙」を提供するなど旧知の間柄。それだけに内村との掛け合いで、桑田が「ウッチャンいたの?」ととぼけると、内村は「直接会いたかったよ~」と語りかけて笑いをさらった。

 

『紅白』でNHKホールへの登場は35年ぶりとなった桑田。日本中を盛り上げ、番組では再び『ひとり紅白歌合戦』開催のプランも明かしていた。

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