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リリー・フランキー「コラム執筆は、ある意味オーディション」

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.04.19 20:00FLASH編集部

リリー・フランキー「コラム執筆は、ある意味オーディション」

 

 リリー・フランキーが、4月16日放送の『川柳居酒屋なつみ』(テレビ朝日系)で自身が執筆するコラムについて語った。

 

「知り合いの編集者からコラムを『何か書いて』と言われて、書いたら別の編集者が『ウチでも……』って。昔の編集者は、音楽誌でもエロ本でも小さなコラムも読んで勉強されていた。小さな雑誌にコラムを書くのも、ある意味、オーディション」

 

 

 コラムの面白さが業界内で話題となり、どんどんオファーが来るようになったリリー。最近は俳優業がメインのようにも見えるが、「俳優は1年の3分の1ぐらい。家で書く仕事は気づいてもらえない」と嘆いていた。

 

 コラムニストとして人気になると、「俺の書いたコラムに腹を立てて、カミソリが送られてきた」と読者から思わぬ反響があったという。だが、リリーは「読んでいる人いるんだ」と感激したという。

 

 リリーは、文章を中心に活動していた時期、俳優・長谷川博己との意外な縁があったという。

 

 2016年6月14日に行われた映画『二重生活』試写会で、「長谷川君が大学生のとき、出版社でアルバイトしていて、僕の原稿を取りにきていた」と明かす。共演の長谷川も「20年前ですね」と懐かしみ、「ピンポン押しても、よく居留守を使われていた」と話して、会場の笑いを誘った。

 

 リリーは「僕の仕事場に日本映画のエッチなポスターが貼ってあって、編集の人は大体ドン引きするんですけど、この人(長谷川)だけ食らいついてきて、『そのポスター、どこに売っているんですか』って聞いてきた」と長谷川の意外な一面を明かした。

 

 さらにリリーは「そのときに『将来何になりたいんですか』って聞いたら、『映画監督になりたいんです』って」と当時から長谷川は映画業界に憧れていたという。

 

 続けてリリーの「僕がいちばん最初に出させてもらった映画のオーディションに、長谷川君は落ちている」と秘話を明かす。その話に長谷川は「誰がやるんだって思ったらリリーさんがやっていた」とさらなる奇縁を明かして、共演者を驚かせていた。

 

 多い時期には30本ものコラムを執筆していたリリー。そのセンスを活かして現在も各界で活躍している。

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