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飛鳥凛が明かす「ポルノ映画の舞台裏」男性は度胸がなくて(笑)

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.05.16 20:00FLASH編集部

飛鳥凛が明かす「ポルノ映画の舞台裏」男性は度胸がなくて(笑)

 

 2019年4月に公開が始まった、エロティックサスペンス映画『殺人鬼を飼う女』(KADOKAWA映画)で主演を務めるのは、気鋭の女優・飛鳥凛(28)。2度めとなるポルノ映画で、官能シーンを妖艶に演じてみせた。

 

 同作は、ホラー小説の大家である大石圭氏の同名小説を、『リング』シリーズで世界から称賛を受ける中田秀夫監督が実写化したもの。飛鳥の主演は、中田監督からのオファーだ。そしてじつは、飛鳥の初めてのポルノ映画も、中田監督の作品だった。

 

 

「女性の同性愛を描いた、『ホワイトリリー』という作品でした。もともと中田監督が好きでしたから、オーディションの話に飛びついて、主演させていただけることになったんです。

 

 女性同士の恋愛はもちろん、肉体関係もまったくわからないし、想像するしかなかったので、女性同士の恋愛を描いた作品、たとえば映画『ローマ、愛の部屋』などを見て勉強しました。女性2人が恋をして、行為をしつつ、ずっとホテルにいるだけという映画で(笑)。

 

 官能シーンは、始まる前に監督が、前のシーンからの感情の流れを説明してくださって撮影に入ります。わたしが演じるときのポイントは、役としてその相手に『好き』という感情があるかどうか。

 

『ホワイトリリー』も『殺人鬼を飼う女』も、男性・女性どちらとの絡みもありますが、本命ではない相手とのシーンが始まると、別の自分を見ている感覚に陥って、自分の演技を客観視します。

 

『ホワイトリリー』での本命は女性、『殺人鬼を飼う女』での本命は男性なので、今回2度めの官能作品を演じてみてわかったことがあります。

 

 本命の人とのシーンは、『本当に好きだ』という心がここにあるんですけど、そうでない人とのシーンは、心がどっかに行っちゃった状態で撮っている感覚で。相手の性別は関係なく、リアルなのか客観視しているのかは、自分の『心の置き場』の違いです。

 

 ただ、作品と本命相手の性別で、役割は多少違いました。『ホワイトリリー』のときは、もちろん女性らしさも残しながら、私が男性的に奉仕するという役回りでした。ベッドに膝を曲げて座って、両脚のあいだに相手役を迎え入れるポージングがあったり、ちょっと男性らしさがあります。

 

 逆に『殺人鬼を飼う女』では、本命の男性からも、女性からも、『これでもか!』というぐらい攻められています(笑)」

 

 男性と女性、絡む相手の性別によって、演じやすさに違いはあるのだろうか。

 

「『殺人鬼を飼う女』は、水橋研二さん演じる憧れの小説家に恋心を抱いている設定でしたから、『ホワイトリリー』に比べて、男性との絡みシーンもすごく増えました。でも、私はやっぱり女性の方がいいな(笑)。

 

 今回、一緒に『私』を演じた女優さんたちがみんなそうだったんですけど、官能シーンになると『はい、やりましょう』という感じなんですよ。『ガウンもローブもいらないです』という。

 

 でも、男性の方が……度胸がないのか(笑)、少しギクシャクしてる感じがあって。ご本人だけでなく、スタッフさんの対応もそうなんですけど、『ああ隠さなきゃ、水橋さんを隠さなきゃ』という感じがあって。

 

 また、女性同士のほうが『気を使わないでいい』という良さがありますし、いろんな条件を合わせて、演技は女性相手のほうがいいですね。体育会っぽい感じです」

 

 撮影に臨むときの姿勢だけでなく、物理的な違いもあって……。

 

「男性はゴツゴツしてるけど、女性はやわらかいんですよ。それにやっぱり肌がキレイだから、触れてて気持ちいい。男の人はムダ毛がいっぱいあるから、ジョリジョリしてこそばゆくなったり、痒くなったりしちゃう。

 

 たとえば大きな山場のひとつに、わたし含めて3人の女優が演じる『私』と水橋さんが4人で絡む、印象芸術のようなシーンがあります。丸1日かけてずっと撮っていましたので、『ずっとジョリジョリしっぱなしも大変だな』というのはありました(笑)」

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