西島秀俊、舞台挨拶で見せた「かわかっこいい」ギャップ

　5月24日、都内で行われた映画『空母いぶき』の公開初日舞台あいさつに、俳優の西島秀俊が出席した。

 　国籍不明の相手から攻撃を受けるという、ハードな軍事ものだけに、役作りは苦労したようで、西島は「本当にたくさんの自衛官の方々からお話しを聞くことができたので、事前準備はたくさんさせていただきました。この場を借りて感謝を申し上げたいと思います」と語っていた。

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 　俳優としてひたむきな顔を見せた西島だが、会見冒頭はギャップを感じさせる場面も。午後3時過ぎの会見だったが、「みなさんこんばん……こんばんはじゃない、こんにちは」と、挨拶からいきなりミスし、焦る姿が会場の笑いを誘った。西島は「すごく緊張していて……傑作の『空母いぶき』を実写化するということで、イン前、撮影中も非常に緊張していました。思わず『こんばんは』と言ってしまいました」と弁解した。
 

　続けて挨拶した佐々木蔵之介はこれに乗っかり、「みなさんこんばん……あっ、こんにちは」と西島のミスをいじり、いたずらっぽい笑顔に。照れた西島が佐々木の肩に突っ込みを入れ、2人で笑い合っていた。西島はその後も「映画の余韻を壊さないようにと思ったのに、いきなり一言目を間違えた」と反省しきりだった。

 　実は、西島の意外な一面はこれだけにとどまらない。最近は甘党男子であることをバラエティ番組などで明かし、もともとあった女子人気が急上昇している。2015年1月22日放送の『櫻井有吉アブナイ夜会』では、「僕は甘党なんです。すごい好きで、お弁当を我慢しても食べたいタイプ」と明かしていた。体を鍛えているときは甘いものを我慢するが、その我慢は「めっちゃツライ」とのことだ。

 　5月11日放送の『嵐にしやがれ』（日本テレビ系）でも、好物のモンブランを美味しそうに食べ、ツイッター上で「スイーツ食べる西島さんは本当に可愛い」と話題になっていた。

 　西島の「かわいさ」がわかるエピソードにはこんなものも。

 「ドラマ撮影の現場で西島さんとご一緒したときがあったんですが、当時の西島さんは刑事役ばかりで胸板パンパン。体の鍛え上げ方が半端なかったんです。でも実際にお会いしてみると、椅子への座り方やドリンクの飲み方が女性らしくて、『フェミニンですね！』『本当ですか？』と現場で盛り上がりました」（女性誌ライター）

　会見では、俳優としての真剣な顔と、自分のミスで照れ笑いする2つの顔で、観客を魅了していた西島。「かわかっこいい」アラフィフ男として、今後も世間を騒がせそうだ。